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『真夏のシンデレラ』第七話

このドラマ、毎度毎度ダメなやつらが出てきますが、毎回前回のダメさを上回るダメなやつが出てきて、毎度のけぞります。

今回のダメなやつはこいつでしたね。

おかん。あんたはダメだ。

なんで、このおかんからあの娘が生まれたのが不思議なくらいダメすぎて、ちょっとすごかった。すごかったけど、今回、それが全部霞みました。

今回はもうとにかく、ラストシーンが森七菜無双すぎて。

ここに至るまでの数分が…。

いや、マジでヤバい。ここになっつんの全てが表出されたと言っていいかも。
なっつんの弱点は、弱みを見せられないこと。どんな状況でも健気に、笑顔で突っ走ってきた。
その強がりで支えてたものが支えきれなくなって涙が止まらなくなる、その心の動きをラスト数分で表現しきるこの人なんなん?

ぶかぶかのパック貼って遊んでる場合じゃないですよ。あのラストシーン、震えた。マジで。

7話で無双になる森七菜、あなたやっぱり尊敬する。今年はあなたのおかげで最強で最高の夏になってるよ。

これ以上言いません。ラストシーンは未見の人、心して見て。一度見た人も、七菜さんの無双ぶりをしっかり目に焼きつくまで何度も見よう。第七話は、このラストシーンのためにあります。そして、今まで明るかった夏海が、恐らく初めてひとの前で流すだろう涙を流すことになる過程を見届けるのです。シンデレラがある意味、初めてほんとにシンデレラになってしまったのが今回ですから。

いつもに比べて極端に短いけど、ちょっと余計なこと言いたくないくらい、ラストシーンは度肝抜かれた。度肝抜かれるってほんとにあるんだね。マジで今、何もできないもん。

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