『真夏のシンデレラ』第十話

最終回手前にして、完全に開き直っただろ。
ネット記事見ると「衝撃の展開」とか書かれてますけど確かにある意味衝撃です。正確には笑撃です。

これ、韓ドラのお約束じゃねえかよ。笑

まさか、ここで韓ドラの教科書どおりのど定番展開ぶちこんでくるとは思わなんだ。大爆笑したもん。
正確には６話辺りで投入して引っ掻き回すのかなあと思ってたら、まさかの最終回手前。

わかる人にはわかるよね、この画だって界隈ではお馴染みすぎて。

しかし、なんなんでしょうね。もうあと１話なので言っちゃいますけど、いくらなんでも、なっつんがそれまで恋愛にあまり縁がなかったという設定で、健人も奥手っぽい設定だとしても。

「約束」で指切りって、金麦飲める年代の恋愛じゃないぞこれ。高校一年生かよ。こんなウブな恋愛してる姉ちゃんを尻目に、キング海斗のほうがよほど修羅場くぐっててウケる。ただ、このなっつんに完全になってるもりなな（あえてひらがな表記）がひたすらかわいいので、その無粋なツッコミをなかったことにするのがすごい。

そして、対夏海兵器として山崎紘菜さん、いい仕事しすぎです。

ここまで一挙手一投足、全ての言動に他意しかない人間演じられるの、ただただすごい。
そして、明らかに自分と利害が衝突する人間なのに全く敵意なく接することができる夏海って、ほんとどこまで天使なの？

舞台とかだと最後カーテンコール（本編が終わったあと、出演者全員が出てくる挨拶）で、それまでめちゃくちゃいがみ合ってたキャラ同士が仲良く笑顔で出てきたりしますが、個人的には、この山崎さんともりななのカーテンコール的オフショットが最終回後に見たい。

なっつんはもちろんなんだけど、個人的に修はなんらかの形で救われてほしいんだよなあ……。

修というキャラもそうだけど萩原利久、お前、最初いけすかねえやつだと思ってたけど、いいやつなんだな、マジで。