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世間を知らないことはやはり罪だと思う。

 びっくりするほど、社会に生きる上で現実を知らなすぎたり、ある程度社会に出てたら常識じゃないですかって会話が全く通じない人が一定数いてびっくりすることがあります。

 ある程度は人生経験を積むことが必要だったり、いろんな世界を見ないことにはわからない部分もあると思うんです。知らないこと自体は悪いことではありません。また、若ければどうしても相対的に長く生きている人よりかは人生の経験値は低くなってしまうのでそれはしょうがない。これから知っていけばいいのだし、「知ろう」と思うことが大事なので。

 問題は「知ろうとすら思わない」もしくは「知ることから逃げている」人たちです。これ、残念ながら、ある程度お年を召した方に多いです。この種の人たちは、ちょっと正直、施しようがないなと思うことが多々あります。

 こんなことを私が書けるのは、実務やこれまで生きてきた境遇上、「あなたそれで今までよく生きてこれたね」っていうくらいの世間知らずな人をたくさん目にしてきたからです。もっとぶっちゃけると、変に音楽だけしかやってこなくて、中途半端に音大入っちゃって卒業はとりあえずした(そんなだから当然、音楽での仕事はない)みたいなひと、本当に世間を知らず会話が通じないのでうんざりします。
 音楽大学には、卒業生がその後地元に帰った時にも活動しやすいようにみたいな名目で、各都道府県にOB会のようなものが存在します。一度そのOB会の各支部長のZOOM会議のオペレート(会議用のパソコンを操作したり音声を整えたりする)仕事をやりましたが、どの支部長もほんとにいい年(還暦過ぎてんだよ)のくせに、大学生より幼稚なこと言っててびっくりしましたもん。当然会議にはなりません。なんど放り出して帰ろうと思ったか。

 そして、ネットにも、こういう現実から逃げ続けた結果、世間からずれてしまったかわいそうな方々というのが一定数存在します。これをお読みのかたにおかれましては、「ああ、あの人たちのことか」と思い当たる属性の人々がいるのではないですか? ここでは詳しくは書きませんが。
 その本人たちが世間知らないのはもう勝手だし、どうでもいいのですが、それによってやはり周囲やその関係者とかに迷惑がかかるのですよね。当の本人たちはそれによって生じた迷惑に当然責任は取りませんし。

 やはり、この日本という国で生活していて、社会生活を送っている以上、最低限の世間を知らないことは罪だと思うんですよね。円滑に社会が回りませんし、その分のしわ寄せが他のまともなひとにくるので。

 自分でも書いてて本当につまらない文章だなと思いますが、それでもこんな文章をぐちぐち書きたくなったのは、ここ何日か、世間知らな過ぎてイライラする人を何人も見たからです。

 いいですか? もう一度言いますね。
 今の社会を生きるなら世間知らずは罪です。

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