心の余裕は、"完璧じゃないパパ"が作ってくれる。

私の夫、我が家の"パパ"の話をします。

私は「温泉」が何よりも大好き。
なおかつ「1人の時間」が(結構たくさん)無いと、ちょっとおかしくなるということを、パパは誰よりも知っていました。

妊娠中、「『俺がbaby見てるから、温泉行ってこーい!』って言うんだ!」って、得意気に、何度も宣言していたパパ。
けどね、まだそんな日は1度もありません。うふふ。まだ自信ないみたい。

パパからしたら本当に"未知"な赤ちゃん。
息子が泣くたびに、パパの自信がどんどん無くなっていくのが分かりました。


息子が「理由も分からず泣く」ことは、私にとって一度もなくて、泣いている原因が手にとるように分かりました。

「暑い」「服を脱がせて」「ミルク」「抱っこ」「オムツ」「外に出たい」分かるので、一瞬で泣き止ませられたのですが……パパはどうしてもよく分からないようでした。
元々、パパはいい意味で鈍感で、小さいことは気にしないって感じの性格もあるのかもしれないけどね。

ママは何となく、この感覚、分かると思います。
ずっと一緒にいるし、お腹の中にいたときは一心同体だったから。
「子どもと一緒に過ごした時間の膨大な情報量」が直感となって、分かるんだと思います。

「あ、服脱がせてうちわで扇いであげて」
…泣き止む。
「何で分かるの!?」

こんなやりとりが何度もありました。

"なんか、危険なことをしてそう!"
とか言う危険察知もママはかなり敏感ですよね。


でも1年以上経って…私から見てパパは別人です。
優しいところや大きな器、変わってないところもたくさんあるんだけど、何というか「楽しそう」に、いつも息子と接してくれるし、パパとしてすごくキラキラしてる(ように見えます)。

いつも頼もしいパパに頼ってばかりだった私は、子育てを通してパパの新たな一面をたくさん見ました。
ちょっと不器用な姿が好きだなあ、と思う瞬間もたくさん。

ママのお腹の中にいた10ヶ月なんて越えちゃって、今では、パパの抱っこが大好きみたいです。


そろそろ、1人で温泉に行く日がくるのかな。
うーん、まだかな。

もう少し、この「3人いつも一緒」な感じを味わうのもいいかも。

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