見出し画像

「人生17年目の女子高生日記」私のパパ編


一昨日、私の父の約50回目の誕生日でした。

今回は私が尊敬する父親について書きたいと思います。

私のパパ

人前では、"父" や "父親" というのが世間一般の常識ではありますが、今回は普段から呼んでいる "パパ" 表記にします。(改めて父というと堅苦しくなる気がした)

私はとてもパパっ子です。
私が小学生の時、普段家に居たのはパパでした。1番喋り盛りの年頃に、パパがそばにいたので、今でもママよりパパと話します。

話すと言っても、ここ2年は単身赴任(仮)となってしまったので、週1〜月3くらいのペースでしか会うことができません。

それでも世間話から進路相談など、パパには自分の気持ちを正直に話せます。

PTA会長

パパは、私が小学5年生の頃から3年間ほど(弟がいたため)、PTA会長をやっていました。

表の仕事は、運動会や卒業式で、全校生徒の前での挨拶。年に一回の小学校バザーの運営。
この辺りが、一般生徒がPTA会長と関わる機会です。PTA会長という存在を忘れてしまうほど、顔合わせすることは少なかったです。

しかし、実際はとても忙しそうでした。
入学式・卒業式・運動会・バザーの準備(テント立ても含む)、町内防災訓練、地域盆踊り祭り、町内運動会、昔あそび会…など、毎シーズンごとにある行事の準備、運営、時には販売と、常に地域のために仕事をしていました。(振り返ればこんなにも活発な地域だったらしい)
それに、こんなにも地域の子どもから大人達のために活動しても、全てボランティアなのです。お金は出ません。

誰かのために(無料で)、こんなにも時間を費やせるでしょうか。私は出来ません。私は1人時間が好きで、1人ショッピングに出かけたり1日中ベッドの上なんて日もあります。

それに比べてパパは、自分の仕事とは別に、ボランティアでPTA会長を務めていたのです。休みがない状態です。

娘から言うのもなんですが、パパはPTA会長に向いていたと思います。
声が大きくて、挨拶がきちんと出来て、それでいていつも笑顔です。
飲食店を出る際はいつも大きな声で
「ご馳走様でした。ありがとうございました。」
と、振り返って店員さんに感謝を伝えています。

初対面であっても、人から好かれるタイプです。第一印象は絶対に良いでしょう。笑

私には真似できないことを、パパは当たり前のようにこなしています。そんなパパが憧れの姿です。

比べること

先日、パパと話した時のことです。パパの価値観が素敵だなぁと思い、書き残しておきます。

パパ「高校楽しい?」

私「うーん、あんまり。自分の短所なんだけど、色んなものと比べちゃうんだよね。しょうもないことから大きなことまで。"このパン屋よりあのパン屋の方が美味しい" とか "あの子といる方が素直になれる" とか。だから高校より、中学の方が楽しかったって思っちゃって楽しめないんだよね。」

と、私の本音を打ち明けました。
自分の弱い部分を見せるのは、家族でも抵抗がありますし、パパからなんて返ってくるかドキドキしていました。

するとパパは、

「比べることは悪いことじゃないよ。良い方も悪い方も知ることによって、"良い方が本当に良かったんだ" って改めて知ることが出来るでしょ。比べることで "あのパン屋は本当に美味しかったんだ" ってことが分かる。だから○○(私)にとって中学校は、本当に楽しくて素敵な友達が沢山いたんだね。」

と言ってくれました。私はこの考えに感心してしまいました。
自分の短所だと思っていた、比べてしまうこと。見方を変えれば "自分の1番好きなもの" について気づき、そのものをより大切にしようと改めて感じることができるのです。

この会話をしてから、比べてしまうことで自己嫌悪に陥ることがなくなりました。

ただ、気をつけているのは、自分の価値観を押し付けないことです。
例えば、このパン屋とあのパン屋を比べた時、
「絶対にあのパン屋の方が美味しい!!」
と、強調しますと、このパン屋の方が好きと言う人が不快になるケースもあります。
ですから、自分にとって 良い悪い/好き嫌い を他人に押し付けないようにしています。


おわり

今回は 私のパパ についてまとめました。
今回書き留めて、改めてパパを尊敬します。笑

最後までご拝読ありがとうございました😊

皆様素敵な一日をお過ごしください😌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?