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【ネタバレ】黄金のレガシー感想【ネガ寄り】

9/30追記編集済み

※ネタバレ有SSも有、ネガ寄り感想です。ご注意ください!

こんにちは、78k6でっす!
黄金のレガシー、楽しんでますか?
自分は超楽しんでます。先日全ジョブカンストしました。

超かわいいぜ、カンストマウント!

今はもうすぐ7.1がくるので、放置していたサブクエストを進めています。
戦闘コンテンツ(高難度は自分はやってません)、グラフィック、各々のエリア、サブクエ、新外装やアイテム、FATEなど、特に自分は不満なく楽しんでいます。いつもありがとうFF14!

さて、今回はプレイし始めて初の現行大型拡張のストーリーの感想です。
メインは4~5日程度でクリアしました。記憶を掘り起こしています。

6月30日時点のツイートです。めちゃくちゃ楽しんでいますね。
ではなぜ「ネガ寄り感想」と最初に書いたのか。
恐らくお察しでしょうが、私が賛否両論の否に偏っている理由の全てがストーリーに関することだからです。
自分の感じた違和感を言語化したいと思い、noteにしました。

ネガ感想でモヤる方はブラウザバック!お互い損しかしませんからね。
ネガ感想OKのあなたはこのまま読み進めてください。


ドーーーーーーーーーーーントレイル

さて、私は昔からゲームならではの物語体験が大好きです。
30年以上、スクエニのRPGは私の人生そのものでした。(年齢は忘れろ
FF、ドラクエ、クロノトリガー、ゼノギアス、KH、ライブアライブ、サガフロ、DOD、デュープリズム、聖剣伝説、あらゆる冒険に夢中になりました。
もちろん、FF14も例外ではありません。

ドキドキハラハラする展開、魅力的なキャラクター、生きたセリフ回し

設定の深さ・演出力・大人向けテーマをFFに落とし込んだストーリーの面白さ、もちろんそれらと同時にMMOとして成立させたゲーム全体の完成度の高さがFF14の魅力だと思っています。

暁月までの冒険を大絶賛している別noteです。興味があればご覧ください。


なぜ否寄りなのか

今回のストーリー、大筋はとても面白そうに感じました。
未知の大陸、新たな冒険、謎の多い文明。キャラも個性的!
ではなぜ私は否に寄ってしまったのか。
ざっくり言ってしまうと演出が全体的におかしかったと思っています。


■ 私が出会った違和感 ■

序盤~中盤

トライヨラからヴァリガルマンダまで、多少の違和感は感じていましたが、まだ序盤でキャラブレが少なく、普通に楽しめていました。
違和感が強くなり始めたのはヤクテル樹海からです。

  • なぜかバクージャジャが失格にならない
    「失格判定があることを事前に描写しながら、それ以上の行為をしたにも関わらず以降普通に試練続行している」違和感です。
    理由付けや解釈は可能ですし、もちろん全てを丁寧に描くべきという意味ではありませんが、直前で説明した内容のあとだからこそ違和感を感じさせない程度に描写は必要だと思いました。

  • 出来レース感が強い料理対決シーン
    組み合わせが発表された時点で勝ち負けが見えてしまった勝負。
    「勝つと思うしょ?」というフリかと思ったら普通に勝ってしまった。
    多分ラマチと実父の話をやりたくてバクージャジャに実父を誘拐させる必要があったんだと思いますが、そう、こういうメタ読みになっていくんです。没入できん・・・。

物語的にそれでほんとによかったのか・・・。
  • バクージャジャの映画版ジャイアン化
    序盤から「こいつクズですよ!覚えておいてくださいね!」って感じの演出を盛られていたはずのバクージャジャが急に悲しみを背負った描写が出てきました。そして段々いい奴扱いになっていく。
    テレビ版ジャイアンと映画版ジャイアンくらいの温度差
    せめて同族にだけは優しい、とかがあればここまで不自然じゃなかった気がします。「仕方ねぇな!」って手下を担いでいくとかさ。

序盤の態度は全部忘れてくれよな!
  • ゼレージャの改心の早さ
    この人の改心早すぎて毒親育ちの私は対応しきれずオロオロしました。

罪悪感あったんかい
  • マムークの人々の変わり身の早さ
    ナマイ村やガレマルドでの描写の丁寧さを思うとあまりにも変わり身が早すぎて都合良すぎるように「見えてしまう」。この辺りから段々ちょっと今回おかしいな、と感情移入できない状態になっていきました。

  • 黄金郷の扉前でUターン
    発見!かえりまーす!!!
    ( ゚Д゚)<えええ!?!?!?!?!??
    それはそれとして黄金郷の場所についての描写は凄く好きでした。

  • サレージャ突然の死
    黄金のレガシー1笑ったシーンです。
    ただ、これってギャグシーンとして受け取って良かったんか?(苦悩)

H×Hの「俺じゃなきゃ見逃しちゃうね」の人レベルの勢い良い退場

ペルペル族やハヌハヌ族の試練クエスト、ウクラマトの実父とのイベントなど良かったところもありました。でもやっぱり「え?」とか「今?」とか「心変わり早くない?」とか、そういう違和感が目につきました。


中盤~終盤の違和感

展開としては継承戦より興味を引くはずなのに、単体ならスルーできた違和感がそこそこ積み重なり、ツッコミが止まらず、ストーリーから半分覚めた状態で進める事に。

  • ゾラージャへの違和感
    彼の思想には危うさがありつつも、父親からの信頼を得て隊長を任され、緊急時には兄弟と共闘できるクールなキャラだと思っていました。
    今後「戦の愚かさを人々に知らしめるために戦い続ける」というセリフに至った経緯が明かされていくんだろうと思っていたら、後半では奇跡の子や家族や父親・ラマチを越える話に焦点が移りました。
    知ろうとしなかった、30年経ってるから、と無口な彼を想像する余地が残されているのは理解できますが、私が言いたいのは「前半で『こういうキャラですよ!』と強調されていた部分が、後半では別テーマにシフトしてしまい、読み手として困惑した」ということです。もし彼の家族への葛藤が序盤からもう少し強調されていれば、前後の印象のつながりが自然になり、ストーリーにより没入しやすかったかも・・・。

総括:色々あったんだな

この決闘の時はまだこの理想?目標?言ってたんですよね。
あと蘇生装置ある時点で条件一緒じゃないの決闘としてずるくない?

ほんでお前はなんでしれっと居るんだよ
  • 爆弾列車
    漆黒意識は分かりましたが、あの時はヒカセンの行動の結果、希望を持つことができた人々が「やっと自分たちで行動を起こし未来を作ろうとし始めた」から感動したわけで。今回の比較的苦難なく(恐らくヒカセンなしでラマチだけだったとしても)知り合った人々、終始和やかなテンション、そこに追い打ちをかける歌と手拍子(曲は良いと思います)。
    ここは感動演出が過剰だっただけで、普通のクエストとして通過してたら私は多分特に何も思わなかったです。

    爆弾列車の謎の回転イスで応戦するララフェルは面白かったです。

仕組みは分からんけど、任せな
  • スフェーンの演出に対する違和感
    登場から明るさ胡散臭さ怪しさが全開のスフェーン。
    善悪どっちだ?と警戒した人多いのではないでしょうか。
    ・相手が深刻な状況(襲撃後)なのに煽るような天然?系の反応
    ・出会って早々親しげで距離感が近い言動、急なラマチ呼び
    ・見せつけるかのような民衆からの信頼度、親密度の高さ
    悪ではないが、わざと「善」を見せつけているような演出。あまりにもわざとらしく持ち上げるので、どことなく不快で不気味で、洗脳しているor操っているホラー演出だと思ってました。
    アサヒのように善っぽくみせておいて、実は!みたいな。
    なんというか、悪と確定するには中途半端、善というには演出過剰
    結局、怪しい怪しいと思っていたら、普通に良い人でした!
    ここまで演出されていたから何かあるだろう→何もなかった」という虚無感を抱えることになりました。

このポーズも何度もやるのでめっちゃ違和感凄かった
  • カフキワの演出に対する違和感
    誰も覚えてないなら今会話してるカフキワって何・・・!?のシーン。
    あの演出、得体の知れない何かと会話してる感あって最高に気持ち悪くて好きです。でもそれからカフキワが死に近い存在だということは明らかなものの、そこそこな期間はぐらかされ続けます。永久人と判明する頃には「お、せやろな」くらいで、本来驚きがあったはずなのに「ここまで引き延ばされたけどそれ以上の情報は何もなかったな」という感想を抱いてしまいました。ちょっとスフェーンと似たパターンですね。
    これで裏切ってるとか別人だったら良かったんですけどね。(良くねぇ)

    あと、
    ・黄金郷探せって言った理由
    ・息子が黄金郷の扉を発見したことに驚くものの、その扉の先にいた
    ・ゾラージャ討滅戦後に意味ありげに電池切れ(?)
    など理由をつけ想像することはできるけどイマイチ掘り下げ方が中途半端で、カフキワさんを完全に信用していいのか終盤まで悩みました。

    ていうか、ぶっちゃけるとこういう演出を何度も繰り返しといて裏切るでもなく別人が成り代わってるでもなく、普通に本人出てきて逆にびっくりした。

ここ最高にゾクゾクした

リビングメモリー

アンロストワールドと呼ぼうぜ!

ここだけ単独項目で語ります。長いです。
エリア自体は美しく、シャットダウンさせるという新しい試み、超良いと思います。斬新。あとに残る寂しさ、夢から覚めたような風景、最高。ある意味現実味のないフワフワした感覚と、居心地の悪さ後味の悪さ、その辺を意識してるとしたら確かに素晴らしい表現力です。アレクサンドリアの死生観も永久人の設定も絶妙にエグくて良かった。

ただし、私にとっては「最後にはきっと回収されるに違いない!」と一縷の望みをかけていたエリアだったものの今までの違和感の回収どころか一層の違和感進行とごり押し演出で虚無ってしまい、ヘイトが一気に集まってしまった場所でした。語らせてください。

  • クエスト進行への動機付けが薄い
    エリア進行が似ている(※あくまでもクエスト進行の話!)ウルティマトゥーレを比較として出させてください。

    エリアの人々(絶望した人々/アレクサンドリアの民)を知り、
    別れ
    (仲間の犠牲/大切な人々のシャットダウン)を描き、
    ラスボス
    (メーティオン/スフェーン)に到達する。

    進行構造は意識してるんじゃないかなと思いました。
    でも(物語や設定などは別として)両者には大きな違いがあります。
    まず、ウルティマでは「エリアの人々を知る必要性」がありました。
    先に進むための解決策」を見つけ「ラスボスへの道」を作る必要があったからです。そうしなければラスボスには辿り着けないのです
    この進行が物語に必然性を与え、プレイヤーとしても「どうやってこの状況を打開するのか?」と物語の続きが気になる展開でした。

    対しリビングでは、ラマチの動機は「知りてぇんだ」の一点で、「エリアの人々を知る必要性」はなく「先に進むための条件(シャットダウン)」もすでに判明しています。さらにそれは「ラスボスへの道」を作るために必須条件ではありません(あくまでカフキワの提案した保険)。なんだか、討滅戦までクエストを消化させるために無理くり物語的説明を付け足していったかのように感じました。

    たとえば、情報を集めて「シャットダウン以外の方法を模索する」や「シャットダウンでラスボスを弱体化する」「スフェーンを元に戻す方法を探す」みたいな展開なら、進行にもっと必然性が生まれた・・・かなあ?

シャットダウン前にとりあえずゴンドラ乗っとくか!な!グラハ!
  • あまりにも強引な誘導
    カフキワさんやクルルの両親に「シャットダウン以外の方法がないか」と尋ねて否定される場面にも違和感を感じました。
    誰もが抱く疑問だから一応ストーリーで回答を描写したんだと思うんですが、「考えるな、とにかくシャットダウンしかない」という、他の選択肢を考えさせない流れに、キャラクターが言わされているように思えました。そして誰も「本当はやりたくないよね・・・」と寄り添ってくれることもなく、感情の流れが断ち切られたように感じました。

シャットダウンへの圧がすごい
  • クライマックス感が削がれていくフワフワ感
    このフワフワ感がリビングメモリーの味だといえば聞こえはいいものの。
    このフワフワした「楽しい思い出作ろうぜ!」みたいなノリと、ちょくちょく挟まるギャグ、これから消さなきゃいけないのに楽しそうな永久人たち、達観し過ぎていて胡散臭い共感しきれないカフキワ。仲間もなぜかあまりそこには触れず(DDLCの2週目から3周目の主人公みたい)、困惑しているのはプレイヤーである自分とエレンヴィルだけ
    ある意味みんな死人なので、気持ち悪い演出と受け取ることもできるけど、黄金郷の扉を開いた時の「ついに最終エリアだ!!」という気持ちはすっかり萎え、終始虚無を感じていました。
    俺たちこれからラスボスと戦うんだよな・・・?

何してたんだっけ
  • 「感動ポイントですよさあ泣いてください!」
    各エリアの再会と別れパート、個々はウルッとくる瞬間もありました。
    ただ、やっぱり否めない「感動をご用意されている」感
    実際ウルティマも「これ各エリアで仲間消えていくな」とは思いました(多分戻ってくるなと思った)。ただ進行上違和感は感じませんでした。
    さきほども言った通り「動機付けが薄い」状態でポッとお出しされると、「各エリアに配置された盛り上げポイントなんだな」という印象がどうしても強くなってしまいました。都合が良すぎる。
    ところで永久人はこっちを認識してる人ばかりなのになぜナミーカだけ最初ボケてたんですか?

    ちょっと脱線しますが、羽海野チカ先生の短編漫画の「星のオペラ」(ハチミツとクローバーの10巻収録)の設定が今回のクルルさんに似ててふと思い出しました。読みたい人もいるかもなので内容は避けますが、とても良いのでぜひ読んでほしいです。
    クルルさんの両親パートについてはそれだけです。
    あ、一つ言わせて、クルルさんの両親って追われてたんだよね?戻ってレギュレーターつけたの?なんでクルルさんと原初世界に行かなかったの?手放した記憶あるのに一番幸せなのその後なの?超永久人楽しんでrやめろー!!はなせ!!おれはまだやれるー!!!!!

    カフキワさんとの別れについて。
    自由奔放でちょっと自分勝手な明るいお茶目な母親カフキワさんと、それに振り回されるクールな息子エレンヴィルの図。素敵な親子ですね。

    湿っぽいのが苦手、暗いのは嫌!明るく別れたいんだ!私はもう夢を叶えられないから、あんたたちが叶えておくれ!・・・。あ、空飛ぶカピバラ乗りたい!乗ろう!まったく、いつもおふくろは勝手に・・・!アハハ渡り鳥みたい!あんたの名前の由来マガモだって話したことあったっけ?自由に飛んでいけるじゃない?ね、マガモ君!その呼び方はやめろって!

    HAHAHA!私よくカピバラから落ちんかったなホンマ。
    シャットダウンを考えると楽しく過ごしてほしいのは山々なんですが、とにかく共感し辛かった。虚無中の虚無でした。
    感覚的には二人の世界に入ってる海岸を走るウフフアハハカップルの後ろをカメラ片手に追いかけてるイメージですかね。辛い。
    エレンヴィルからすると普通の里帰りのはずだったのに自分の手で母親を消さなきゃいけない状況では?もっとスフェーンに怒ったり、状況に悲観してもいいはずなのに、(カフキワさんが無理に演技してるとしても)どうもフワフワ明る過ぎて、エグい設定や哀しい切なさ・・・よりも断然茶番感と胡散臭さが勝つ。感情が全くついていかない。
    プレイ中ずっと困惑しぱなしだった私とエレンヴィルですが、最後の砦エレンヴィルも途中で脱落しました。虚無。
    (どう足掻いてもシャットダウンしか道はないそうなので、最後に母親に調子合せてやるかとなる気持ちは分からんでもない。)

いやほんまそう
  • 過去と比較し違和感のある仲間の言動
    (リビングメモリーの外で言ってた内容かもしれません)
    自分とは異なる死生観で発展してきた文明文化に対して「絶対おかしい、間違っている、認められない!」と言うラマチ一行が微妙に漆黒のエメトセルクと重なりました。これは意図的なのか・・・?
    黄金のどの時点か忘れましたが、アリゼーも頭ごなしに否定しないと言いつつ拒絶度がえらい高かった気がするんですよね。
    アレクサンドリアは他者の犠牲の上に成り立つ前提なのでもちろん許せはしないんだけど、それにしたって今までの冒険を経験したアリゼーがあんな言い方する?と思いました。
    漆黒でアリゼーは「古代人より不出来かもしれない。だからって、はいそうですかって手放せたりしないのよ!」と言いながら「私ならどうしたかな」と古代人側にも立って考えていました。暁月でガレマルドの姉妹という分かり合えなかった出会いに苦悩しました。
    今の彼女なら今回のスフェーンの立場、分かろうとしてあげるんじゃないか。その上で相手を尊重しながら意見を伝えられる人だと思うのですが。彼女、何があったんですかね・・・。

    あとエメトセルクの「ならば覚えていろ」ってあったけど、今回のラマチ一行の「覚えてるからな!消すけど!」って、その、まあ当事者同士で納得してるからアレですけど。消す相手にかける言葉かねと思いました。
    エメトセルクに「覚えてるから安心して消えろ」って言われる感じ。
    考え方は人それぞれですが、自分は共感はできませんでした。

いい画像がなかったので襲撃後のソ9で
パンケーキ焼けるの待ってるララフェルでお届けします

・・・長々とお付き合いありがとうございました。
感情的な部分もあると思いますが、通して主張は「演出がおかしい」です。
前半後半で一貫性のないキャラの主張強調、演出・描写の不十分さタイミングの悪さ、何かあると思わせて特に何もなかったりなど、小さな「?」がどんどん貯まっていく。段々物語より作り手の意図が前面に見えてくる。
今までの拡張ではあまり見たことがないチグハグさでした。

それはそれとしてシャットダウン前も残して

■ よく言われる意見について ■

『黄金を楽しめなかった人はこう感じたのでは?』という意見がよく聞かれますが、それについて私の考えを書きたいと思います。

  • 過去拡張と比べて
    正直な感想ですが、今までのx.0の中で一番楽しめませんでした。
    漆黒暁月のスケールを期待したら~とよく言われてましたが、物語の面白さはスケール感で決まるわけではないと思うし、新生ですらここまで違和感を感じたことなかったなと思います。
    確かに新生は他より地味でお使いが多いものの、イベントの流れは自然で、展開や演出に説得力はありました。

  • 7.0だからまだストーリーは終わってない!
    かもしれないけど、今までのx.0はもう少し一本の物語として綺麗に完結していた気がします。伏線として謎が残ることはあったけれど、今回謎というより違和感が残った。(7.0以降明かされたところで・・・)

  • 自機が主人公ではなかった
    プレイヤーキャラがサポート役のゲームも珍しくはないので特に気になりませんでした。気になるのはサポート役だとしても微妙じゃない?という点。ヒカセンがいなくてもストーリー進んだな感はあります。ちなみに自分が一番好きな拡張は紅蓮です。

  • ラマチが好きになれるかなれないか
    登場回数が多くて知りてぇ!bot感は確かにあったのでヘイトを集めてしまった感じありますが、ラマチの好き嫌いというより全キャラクター言動や見せ方に違和感を感じました。

  • 行間が読めていない可能性
    私が馬鹿なので正直ある。
    プレイヤー次第で想像・補完して楽しめる余地はあると思います。
    でも考察は物語の辻褄を合わせるために行うものではなく、物語を楽しんだ上で、より理解を深めるために行うものだと思うので、新生~暁月まではきちんと描写されてた部分が急にぽっかりなくなったようで、びっくりしました。

  • 9の扱い
    自分はFF14以外だと9が一番好きなシリーズなので今回分かるネタが多くて嬉しかったです。ただ、自分は「記憶を空に預ける」や「いつか帰るところ」などのフレーズがあ、そういう使い方・・・みたいな感じには思いました笑 良いとも悪いともそこまでは思わなかったです。
    もっと他のところが気になり過ぎる。

■おわりに■

と、散々言ってきましたが、ストーリー以外には何の不満もないし、私は合いませんでしたが、リビングメモリーが心に響いて泣いた!という感想も見たので、今回の拡張が深く共感できる人もいるのだろうと感じます。

ストーリーラインやキャラクターも本来は非常に魅力的で、舞台設定も凝っていたものであろうことが伺えるので(それだけに7.0にもったいなさを感じます)、私の場合は演出や表現への違和感で物語に入り込めなかったのが問題だと思っています。そこが今後解消されればうれしいなと思います。

今後も変わらず、FF14を応援していきたいと思っています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

B、B、B・・・ばいば~~~~い!


追記(9/30) 7.1PLL part1について

ゾラージャ掘り下げかあ。
海外ニキたちの反応を見ていて「貴重な拡張パッチをもういない彼に使うのか?彼の背景は彼がいる7.0で語られるべきだったのに」という意見を多く見かけて、同じ感想を持ちました。
「描写が足りない」という声は「7.0中のボスにしては言動が不自然だった(そこを補う描写が欲しかった)」という意味なので、倒す前に背景を知りたかったし、今掘り下げられても新しい情報が出てくるとは思えません。
開発期間を考えると予め決めてあった部分ではあるんだと思いますが、だとしたらやっぱり演出タイミングちょっと変に感じますね。
家族へのコンプレックス、力への執着、悲しい過去・・・それだけで終わらない、「なるほど、だから7.0では語らなかったんだ!あの不自然な描写がここで活きてくるんだ!」と思える演出構成であることを祈ります・・・。

黄金郷の扉を見つけた辺りで暁の血盟は全員洗脳されていて実はまだ俺たちは終わらない夏休み継承戦を繰り返しているんだ、だからゾラージャは生きているし7.0は終わっていない!!!みたいな・・・。

ただ7.0の演出を見ている限り、散々匂わせてたおかげで知ってる(カフキワは永久人でした!の時みたいに)内容を「実はこうでした!」と出して「まあ、せやろな」となるパターンが多かったので、それが頭をよぎる。


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