予備校に通うタイミング

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大学受験を意識し始めると、予備校へ通い始める方は少なくありません。そもそも通わないという選択肢もありますが、多くの受験生が予備校へ通っています。

しかし、いつから通い始めたら良いのか迷ってしまうことが多いのです。
ベストなタイミングはいつ頃なのでしょうか?受験に失敗して通う場合は、タイミングで悩むことはないでしょうから、ここでは現役生にとってのタイミングについて書きます。

知人に予備校の評判を聞いたりすると、春からしっかり通うようにして、
受験合格まで辿り着いたという話を聞いたりすることがあります。

予備校は4月と9月の2回ほど生徒の募集を行うのが一般的です。4月入学では夏休み前に基本講習が終わり、9月の場合は冬休み前に基礎をすべて終えます。これとは別に夏期講習などもありますが、通常は4月か9月のタイミングで入学することになるでしょう。このため、春休みや夏休みの間に体験授業を利用し、予備校を決めることが大切です。

ただし、大学受験を念頭に置いた場合、高校3年生の9月では少々遅いと考えられます。集中コースを利用するなら別ですが、受験勉強自体はすでに始まっており、本気で対策するなら早い段階で通うことが重要です。最低でも4月から通い始めるのがベストと言えるでしょう。

しかし予備校は高校3年生でなくとも通えます。実は2~3割の生徒は高校1年の頃から通っているとも言われており、すでに高校入学と同時に大学の受験を見据えているのです。中学時代から通えるところもあります。また、高校の授業の応用や復習もかねているため、塾の代わりとして通っているケースもあります。

受験を視野に入れた場合、通うタイミングが早ければ早いほど良いと言えるでしょう。受験成功の評判を聞くと早めの決断が後から、功を奏したケースを良く見ます。高校1年か2年の内に予備校へ入学すれば、受験までに1年以上の余裕を持って挑めます。

逆に高校3年の段階で決めた場合、個別指導など、マンツーマンや少人数指導を採用している予備校を選ぶと良いでしょう。こちらも実際にマンツーマンの指導を経験した人の評判を参考したりするとわかるのですが、しっかりと学力を見極めて、どう伸ばしていけるか対策を講じれるからです。

ただ、予備校へ通うには学費が必要になり、仮に高校1年の4月から通い始めた場合、3年分の学費の負担が発生します。入学金や定期的な教材費もあるため、年間で最低数十万円の出費は考慮しなければいけません。負担を軽くするために、あえて入学のタイミングをずらすことも考えられます。

通い始める時期、自分が置かれている状況によって必要な条件も異なります。評判をただ受け止めず、積極的に情報収集すると良いでしょう。

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