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Respect your neighbors - アメリカのココはステキ!と素直に思うこと:)

またまた入院中の話になるが、この映画が見返したくなった。

『しあわせの隠れ場所』

本筋のストーリーとは外れるところに、私が個人的に「ホント、アメリカのこういうところ、ステキだなぁ・・・」と思うシーンがある。

主人公のマイクがアメフトの有名大学からこぞってスカウトを受けるのだが、各校の監督のいわゆるプレゼンの場に、彼の「弟」である SJ (恐らく小学校低学年ぐらい)が常に同席をして、まるでマイクの敏腕エージェントのように振る舞う。

この映画、実話を元に結構忠実に描いているようなので、そう考えるとこのシーンもフィクションではないと思われる。

日本とアメリカ、文化が全く違うので、単純に比較はできないけど、日本に置き換えて考えると、そうした場に SJ が同席すること自体、絶対にあり得ないのではないだろうか。

「大人の話に子供が口を挟むな」的なことを私もよく母親に言われた。日本では親と子というのは上下関係のような捉え方をする。

ところがこの映画の中では、SJ の親であるリー・アンや、スカウトにやってきた大学の監督たちも、SJ をマイクが絶大な信頼を寄せている「人物」であることを理解し、敬意を持って接している。(実際、SJ のアメフトの知識は半端ないw)だからこそ、そのプレゼンの場に SJ が同席することも自然だし、SJ の発言にもしっかりと耳を傾ける。(ここぞとばかりに自分へのメリットもしっかり要求するあたり、SJ はやはりただ者ではないw)

SJ を子供だから、ではなく、SJ を「いち人間」として、対等に接するこのシーンが私はとっても好きだ。

この映画をご覧になっていない方は、SJ は全く子供らしくない、生意気な鼻につく小賢しい子なのでは?と思うかもしれない。ご安心を。SJ はとっても子供らしい☺︎ 確かに口は立つけどw

子供らしさを全開に、「いち人間」として SJ を扱うアメリカってステキだな、と思う。

アメリカのステキなところはもちろん他にも色々とあって(どうなのよ?って思うトコロもいっぱいあるけどw)、もう 1 つだけ挙げてみると、この表現が本当に好き。

Respect your neighbors

地域住民を思いやって「お静かに🤫」の意味。
この言い回し、ステキじゃないですか?

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