お願い事と待ちと
「欲望はすべて口に出した方が仕事に繋がる」というハッシュタグが定期的に流行する。
このタグは確かにそうだ。
周りの人に言っておくことで「あ、あの人、こういう仕事したがってたな」ということを気に掛けて貰えることがある。私自身も、そういう声を聞いて、仕事の情報を提供することもある。
さて。
「どういう仕事がしたいか」それはいい。単純にやってみたいなら、やるべきだと思う。
私ならば、今は、オンプレからクラウドへマイグレーションするような仕事に一旦関わっておきたいもんだし、DX化には興味がある。制御系で培った経験は、ここで行かせると思う。
アプリを開発して販売することをやりたい。
創作でいうなら、自作がもっと沢山の読者さんに読んで貰えるようになりたい。
というようなことを考えたとき、さてその時が来たとき「受け取れる」状態になっているだろうか。少なくとも、チャンスのために、自分を磨いておく必要はあると思う。
それでなければ「あの人こういうのやってみたいって言ってたな」となったときに「でもあの人ではちょっと心許ないな」と言うことになってしまうだろう。
なんなら、チャンスの『来待ち』なんてしてないで、『まずはやって見ちゃえば』いい。
アプリなら開発すれば良い。創作なら、沢山活動してみればどれか一作くらい、誰かを刺すかもしれないし、それ以上に、私が沢山作りたい。
なんにせよ「お願い事」には「待ち」部分が見え隠れする気がするが、私のタイムラインにいらっしゃる作家様方は、フルタイムで働き、お子様がおられ、書籍デビューを果たされているようなスーパーな方々ばかりなので、並々ならぬ努力をなさっている上で、「もっと書籍化したい」と願いをタイムラインに放たれておられると推測する。
まずは目の前に集中して、懸命に頑張ることのほうが大切なのかも知れない、と我が身を反省する。
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