単勝修行とゆーか馬券修行!

 2024年3月31日。大阪杯の日、阪神競馬場へ現地入り。これまで何度か乗り込んだ現地でこの日まで培った馬券力を1〜12R、フルに発揮して生涯賃金を稼ぐだなんて吹いていたわちきは全12レース、勝った馬券は12種どころじゃない。でも当てたのは2件ぐらい。平たく言うと、スボコにされました。

なんか違うんだよなとは…

 以前から気づいていて、それを嫌と言うほど解らせられちゃった1日でした。帰りの道中、わちきは決意するのれす。翌日からの新年度、当面馬券は単勝しか買いませぬと。
 
 それから迎えるのは桜花賞。単勝を買うに当たっての考え方はまた別のお話。違和感の正体は簡単に言うと今まで何年も必死に4〜6着を当てようとしていたということでした。競馬アプリが出してくれるレースごとのデータを鵜呑みにして枠順、ジョッキー、種牡馬等…それで買う馬券では大負けもしないが勝てもしない。惜しかった!と思わせる結果にばかりだとりつく。ここにもう一歩、二歩、自分の足で踏み込むことが必要だとなんとなくわかっていながらどうしていいのかわからずいました。
 そうして思い切った単勝馬券に切り替えたのでした。

単勝ステレンボッシュ!

 桜花賞の買い目を決めました。もちろんこれまでやっていたことも踏まえて、さらにいままでしてこなかった見方を加えて。なんと言うか、競馬への解像度が格段に上がったような気がしました。

 単勝を買う=勝ち馬を見定める。このことがいままでのわちきになかったことで、勝つ馬一頭なんてわかんないからワイド、3連複、とか言っていたわけで、軸が飛ぶこともしょっちゅうでした。でも勝つと思えた馬だけを買うとなれば勝つ馬わかんないとは言っておれず、できる限りの予想を自分なりにやってみたのれす。

 メモを残してないけれど、出走馬たちの中でもっともハイレベルだったのはやっぱり阪神JFと考え、展開向いて能力出し切れたアスコリピチェーノに続いて進出するはずのステレンボッシュは進路が無くなり右往左往。残り200を切ってようやく出てきての2着。もっとスムーズに追えたなら勝負けは逆転していたのでは、と予想しました。
 また負傷交代のモレイラ騎手もポイント高く、短期免許の外国人ジョッキーは前が開かなくてもなんとかする意地があると願いを託し、他の要素も鑑みてステレンボッシュの単勝を買いました。

ステレンボッシュ、ステレンボッシュ、ステレンボッシュだ!抜けた!ゴールイン!

 4角明け、アスコリピチェーノが外へ弾けるように進路を取ると抜け出したのはステレンボッシュ。ここで行かせてしまっては届かなくなると、お咎め食らわない程度のブロックだったんでしょう。さすがモレイラ、ぶつけるように割ってきました。

 なんと言うか、何年も競馬しててある種はじめて予想の基本にたどりついた気がしてましゅ。配信とかで見る予想家さんみたいなことを、つまり説得力のある予想ができて馬券を買えたこと、あの日の阪神がとても大切なことを数万円の勉強代と引き換えに教えてくれたのれす。

最後に

 わちきのnoteは誰かに馬券の買い方を指南したり、的中を自慢したりするものではなくて、自己回顧、忘備録、思考の整理が主な目的です。サイン系も好きです。いつまでも馬券初心者としてやっていきたいのれす!





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