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こんにちは、近森満です。
今日もDXしてますか?

DX=デジタル・トランスフォーメーションが単にデジタルの活用だけでなく、社会変革の一つのきっかけになるという話です。
そのためには、このDXとSX/GXの関係性についてしっかり理解が必要です。

デジタル化とDX

その前にデジタル、デジタル化とDXについての位置づけを確認します。

デジタル化とDX(デジタル・トランスフォーメーション)は密接に関連しています。デジタル化は、アナログ情報やプロセスをデジタルデータに変換することで、効率化や自動化を目指すプロセスです。一方、DXは、デジタル技術を活用して企業全体の業務プロセスや組織文化を変革し、新たな価値創造や競争力向上を目指す戦略的な取り組みです。デジタル化はDXの一部であり、DXの実現に向けてデジタル化が基盤となります。

DXとSXとGXとは

X(デジタル・トランスフォーメーション)、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)、およびGX(グリーン・トランスフォーメーション)は、それぞれ異なる目的を持つ変革プロセスですが、相互に関連しています。

・DXはデジタル技術を活用し、組織の業務プロセスや文化を変革することを目指します。

・SXは経済、環境、社会の3つの柱をバランスよく考慮し、持続可能な成長と事業活動を目指す変革です。

・GXは、環境に配慮した取り組みを通じて、企業の環境負荷を低減し、エコフレンドリーな事業活動を推進する変革です。

これら3つのトランスフォーメーションは、企業が持続可能で競争力のある組織を構築するために相互補完的に機能します。DXは技術面での革新を促進し、SXとGXは社会的・環境的な目標達成をサポートします。組織はこれらの取り組みを統合し、より強固な戦略を構築することが求められます。

先程、DX認定制度を呼んでいたら、以下のように説明がありました。

近年その重要性が指摘されているSX(※1)やGX(※2)については、これらをさらに効果的かつ迅速に推進していくために、DXと一体的に取り組んでいくことが望まれる。 (※1)SX 「『サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)』(企業の稼ぐ力の持続的向上に向けた「長期の時間軸」を前提にした経営、社会のサステナビリティと企業のサステナビリティの時間軸を同期化し、社会課題を企業経営に時間軸を踏まえて取り込んでいく取組、不確実性に備えるため企業と投資家と継続的な対話によるレジリエンスの強化等)」(経済産業省「サステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会(SX研究会)について」) (※2)GX 「我が国がカーボンニュートラルを実現し、さらに世界全体のカーボンニュートラル実現にも貢献しながら、そのための対応を成長の機会として捉え、産業競争力を高めていくためには、カーボンニュートラルにいち早く移行するための挑戦を行い、国際ビジネスで勝てるような『企業群』が、自ら以外のステークホルダーも含めた経済社会システム全体の変革(GX:グリーントランスフォーメーション)を牽引していくことが重要である。」(経済産業省「GXリーグ基本構想」)

https://www.ipa.go.jp/ikc/info/dxcp.html

なるほど、企業の成長のためにDXがあると考えがちですが、社会全体への影響や環境に考慮することで、持続可能な社会の一員としての、企業命題が生まれていますね。

しっかり、盛り込んでいきましょう!

ではまた。

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