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20240513(月) 昼も乗りこなさなければならない

本日は雨、心身ともに不調。
雨のせいとか低気圧のせいとか、そんなことをみんな言うけど、そんなことはもはやどうでもよくて、というか、そんなふうに原因を探したり対策を講じたりするフェーズは過ぎ去って、今はもうただ理由も無く沈みきった精神と共に、ソファにずるりと斜めに引っかかっているだけ。

何もしてないのがいちばんキツくて、インスタントラーメンを作るために長ネギを刻むとか、手癖のままに編み物するとか、アタマを少しだけ動かしながら半分自動的に手を動かすようなことをしているような、そういう時間は割とフラットでいられる。それは発見して分かってるんだけど、でも、毛糸玉が押し込んである箱に手を伸ばすまでの動作を何度もイメージしながら、ずっとソファにへばりついているまま。おなかもすいたまま。
昨日みたいにテトリスを始めてみるけど、あまりの生産性の無さに潰される。脳内に「無意味」の文字がポンと浮かんで、だんだんデカくなる。無意味、無意味、無意味無意味無意味!
別にゲーム機を手から離したところで「生産性」も「意味」も発生しないけど。

というかそもそも、本来「在宅ワーク中」なんだけど。ログインだけしてスリープのままパタンと閉じてた会社PCを開いて、パスワード入れて、メールボックス覗いてみたりして、ショボめのタスクリストが視界の端に入って、パタンてまた閉じる。
もう2年くらい「これ」やってんの。ひとえに会社の寛容さで、許されている。許されている自分の特権的な立ち位置に、世の中おかしいって思いながら、貰った給料で借りてる部屋でソファに沈んでんの。笑っちゃう。笑えない。
今の私にとって、いっちばん精神的に安心する時間は仕事をやれている時の時間。山手線の駅で降りて、周りの人達と同じ速度で歩けてるときのその時間。これは比喩とかじゃなくて、ほんと、改札出て会社に辿り着くのに上手く歩けないんだから。
前と同じ速度で歩きたいのにね。

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