NHKの 円高、株安の報道について
NHKのニュースで、円高、株安を大きく報じています。
▶ 原因は日米金利差の縮小見込みから
円高の原因は、日銀が金利を0.1%から0.25%へ引き上げたことと、米国が9月から利下げを行う見通しで金利差が縮小するためと報道されています。
NHKの報道では、「円キャリートレードの巻き戻し」という、最大の円高要因については報じていません。
▶ 円キャリートレードは何か?
円キャリートレードとは、
金利が安い日本円で借金して、金利が高い短期米国債や米国株式などのドル資産を購入して利益を得て日本円で返済することを言います。
その規模は、2000兆円にもなると言われています。
日米金利差は約5%ですから、5%の円高になれば、円キャリートレードのメリットはなくなります。
150円/ドルで借金して、もし、142.5円/ドル以下になればデメリットの方が大きくなります。
もし、142円程度まで下がれば、およそ150円時の円キャリートレードが精算される可能性が有ります。
精算するときには、ドル資産が売られ、円が買われるので、米株安、円高という状態になりますが、米株安になると、ますます精算が加速することになります。この状態を「円キャリートレードの巻き戻し」と言い、急速な米国株安と円高が発生します。
石原順氏の「円キャリートレード」解説
▶ 新NISAも円キャリートレードの一種
円キャリートレードなんて関係ないと思っている人もいますが、新NISAも同じようなものです。
新NISAの8割近くが海外投資を選択しています。多くは米国資産に割り当てられています。
日本円で米国資産を購入する点は同じですが、違う点は円キャリートレードは必ず円で返済しなければなりませんが、新NISAで損が出た場合、購入者の損失となるだけで、トレードを実行した証券会社のリスクはありません。
▶ 政府や証券会社の説明は不十分
ワクチン接種の時も十分なインフォームドコンセントが無かったように、新NISAの購入時にもリスクの説明は不十分でした。
直近20年位のスパンの実績を基に、毎月買って積み立てれば利益が出るという宣伝が大多数でした。
目立たないところに「元本は保証されません」と書いてあります。
▶ 積立投資(長期投資)は、「いつ始めるか」で結果は決まっている
前出の石原順氏の解説によると、
長期投資を始めるのは、ITバブル崩壊時や、リーマンショック時のように株価が暴落したときに始めるのが鉄則で、現在のように株価が最高値を更新しているようなときに開始するのは、過去の負けるパターンだから気をつけろと言っています。
もし、リーマンショックのような暴落が起きた時に、平然と積立を継続できる人はほぼいないということです
▶ 最悪のケースを想定してみる
最悪のケースとは、150円くらいの時に米国株に投資した後、ITバブル崩壊のような経済ショックが発生したらどうなるかということです。
150円で1000万円分の米国株価指数を購入したとします。
ショック時に「円キャリートレードの巻き戻し」が発生したとします。
その結果、米国株価は70%下落、為替は100円/ドルになったとします。
1000万円 ✕ (1.0 - 0.7) ✕ 100/150 = 200万円。
800万円の損失。
米国のITバブルは株価が元に戻るまで17年かかっています。
暴落中は、毎月の積み立て金額以上の損失が出ます。
過去の例では、多くの人が途中で積立投資を継続できなくなってしまったということです。
▶ 日本政府やメディアの煽りに乗ってはいけない!
政府とメディアは、mRNAワクチン接種も新NISAも、国民の利益だと盛んに煽って誘導しました。
多くの国民が騙されてしまいました。
Xで「損切り民」が話題になっています。
「損切り民 since:2024-07-31」で検索してみてください。
新NISAを始めるなら、次の大暴落が発生した後ということになります。
🎁 おまけ。今日、気になった記事
次は納豆を攻撃しだした!
日本を移民大国に。
グローバリストは、国という文化、宗教、個別の価値観を全て否定、破壊するために移民を進めています。
私もそう思います。
ワクチン接種事業の即時停止。
そのためには、徹底的に現行ワクチンの問題追求しかありません。
レプリコンとか言ってる人達は、騙されています。
飛行機が衝突していない第7ビルが自由落下崩壊。
専門家が断言。「制御爆破解体だ!」
SNSへ拡散お願いします。
短くてもいいので、コメントをいただけると嬉しいです。
X のポストが見えない方、Xのポスト削除対策として、この記事の PDFを添付します。ダウンロードしてPDFビューワで見てください。
以上