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学研が無料で配布している「mRNAのひみつ」を読んでみた

この本は、モデルナ・ジャパンの協力で作成されたと書かれています。
小学生の男の子と女の子が登場して、mRNAの専門家から説明を受けるというストーリーです。全137ページのマンガです。

この本は、子どもに誤った情報と印象を認識させてしまいます。

mRNAワクチンの問題点・技術的な課題については記述がない

この本は、mRNAの理想的な効果だけを切り取って解説しており、以下のような問題点を完全にスルーしています。

  • mRNAは全身の細胞に運ばれて、異物のタンパク質を作り出す

  • 回避することができない全身性の血管毒性がある

  • 現在の製造技術ではmRNAの品質を安定化できていない

  • 修飾されたmRNAはいつまで有効なのか検証が不十分

  • 新型コロナのmRNAワクチンでは、逆に免疫抑制が起こっている

  • コロナウイルスのように変異が多い場合にはワクチンを作れないこと

  • mRNAが人間のDNAへ逆転写されるリスクについての検証が不十分

  • 新型コロナmRNAワクチンでは、重大な副反応と死者が多数出ていること


カタリン・カリコ氏の業績が間違っている

カタリン・カリコ氏が、mRNAワクチンの基礎技術を確立してノーベル賞を受賞したかのように書かれています。
カリコ氏の業績は、mRNAのウリジンをシュードウリジンに置換して、免疫回避と、すぐに壊れず多くのタンパクを生産するようにしたことです。
この技術が安全なのかどうかはまだ検証されていません。

mRNAの基礎技術を開発したのは、ワクチン反対派として有名な、ロバート・マローン博士です。
マローン博士は、mRNAワクチンを2回接種されていますが、その後、mRNAワクチンの問題点に気づき、mRNAワクチンの反対派の主要メンバーの1人となっています。


マンガから抜粋

有害図書に指定されるべき書籍です。

本書に書かれていること信じてしまい、実際には軽微な症状しか出ない新型コロナの予防目的でmRNAワクチン接種すれば、健康を害する可能性が有ります。

まさに有害図書としか言いようがありません。



参考情報

以上