「日銀植田ショック」 とか言ってるヤツはバカか工作員
▶ 植田日銀総裁は「ハト派」で国民生活を基準に考える人
世間では、植田総裁に対して、悪人であるかのような発言をする人達がいます。間違った認識であり、何かの目的で「レッテル貼り」をしようとしています。
植田総裁は、就任以降、安倍政権と黒田前日銀総裁が始めた「異次元の金融緩和」という超低金利政策継続しています。
メディアからは、金利を積極的に上げない「ハト派」と認識されています。
▶ 植田総裁が 「積極的に利上げしない理由」
経済学の最も基本ですが、金利を上げると経済にマイナスになります。
・企業は融資(借金)をためらう
・住宅ローンや自動車ローンなどの返済金額が上昇
植田総裁が言ってきたことは、
「インフレ状態だが、中小企業の賃金上昇を確認できないので、利上げには慎重」
ということです。
私の私見ですが、
「植田総裁は、大企業だけが利益を上げ、関連の中小企業への利益配分が少ないので、それを促そうとした」
「大企業の利益は、海外の株主配当へ消えてしまうので、国内へ還流させる
ことを考えた」
のではないかと感じました。
また、利上げで「円キャリートレードの巻き戻し」が発生することも考えていたと思います。
私の中では「植田総裁は良い人」という認識になっています。
▶ メディアや、一部の政治家が 「円安の進行を放置する日銀総裁の責任」を追求
メディアや、エコノミスト、一部の政治家は口を揃えて
「円安で国民生活が苦しくなっているのでは?」
「いつ利上げするのか?」
という質問を執拗に繰り返してきました。
ゼロ金利解除の時、先日の0.25%までの利上げについては、メディアに「飛ばし記事」を書かれ、外堀を埋められる形になりました。
また、日銀政策決定会合で、政府の意向として利上げを求められたようです。下の記事、誰の発言なのか分からなくなっています。
もし、政府が「円安対策としての利上げ」を求めたのなら、0.25%程度の利上げでは焼け石に水で、逆にナメられて、もっと円安が進むので、「今後は利上げを継続する」と発言して、円安を抑制することになります。
どう見ても、植田総裁の意向ではなく、政府の政策に従った「利上げ方針の公表」です。河野氏も利上げを要求して問題になりました。
日銀の利上げは、米国からの要請という見方も有ります。
▶ 利上げ発言した途端に「手のひら返し」
最近の、為替と株価の乱高下について、植田総裁の責任を問う報道が増えています。
日本経済新聞の編集委員。「日銀植田ショック」で世界同時株安。
日経CNBCの記者は、まともな記事を書いています。
▶ 某国会議員による、植田総裁への誹謗中傷
某国会議員は、植田総裁のことを「上級国民」とレッテル貼りして、庶民の生活を理解していないと非難しています。
また、以前は、利上げに慎重な植田総裁を非難する発言をしていたのに、0.25%利上げした途端に、円高と株価の下落を「植田ショック」と言い出した。
この議員の「手のひら返し」は毎度のことなので驚きもしません。
米国の要請に従って日銀に利上げさせ、その責任は植田総裁になすりつけるという、大変立派なセンセイです。
▶ また、及川氏が印象操作動画を作成。 暴落が始まったのは 8/2に米国から
及川氏と、前出の国会議員はグルです。
米国の手先としてバレないように、国民を扇動するのが役目です。
下の動画では、円高・株安の同時発生は「円キャリートレードの巻き戻し」としています。
ここまではいいのですが、その発生理由を「日銀の利上げ発表」だと解説しています。
これは間違いです。
米国株式市場の下落は 7/12から始まっています。
8/2に米国雇用統計が悪化し、リセッション入り(今後はもう上がらない)との認識が広まりました。
8/2の深夜に3円を超える急激な円高になりました。
そのため、8/5に日本での円高と株暴落に繋がっています。
巻き戻しによる円高になる前に円キャリーを精算するためです。
米国の経済指標の悪化が引き金で、米国主要株式の下落により、円キャリートレードをしていた機関投資家の多くが損を出したためにドル資産を売却して円を買って返済したことが、日本の株式暴落の理由です。
日銀の発表が無くても、暴落は起きたはずです。
米国の暴落は 8/2、日本は 8/5。米国の飛び火で暴落しました。
「植田ショック」とか言っているのは、バカか米国の工作員です。
4週間で1000兆円以上が消失。⇨ 原資には日本からの借金も含まれる
▶ 8/7の株価上昇は、日銀副総裁の「口先介入」
本日、日銀の副総裁が「利上げはしない」発言。
一気に円安に。
再度円キャリーが増えて、円が売られた結果です。
株高は誰が買ったのでしょう?
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