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荒川先生・新田先生直接対談

X のスペースでDNA混入問題に関する対談が行われました。
前半後半に分かれて2時間ほどの討論でした。
途中音声が途切れることが何度か有りました。


新田氏は、自分は最も誹謗中傷された被害者だとアピール

冒頭で、自分はDNA混入問題の「火消し」「工作員」だとSNSに書かれて最も誹謗中傷されたと発言しています。
最初にこの「火消し」「工作員」というワードを使ったのは華さんで、謝罪を求めたと話していました。

私も、自身の記事で「火消し」「工作員」という表現を使った事が有ります。それは、第三者から見てそう見えたからです。


新田氏は、複数の研究者に対してDNA混入問題で騒がないように説得していた

荒川先生が、他の研究者から相談された話として、
「新田先生は、DNA混入は間違いだからこの話を『おおごとにしてはいけない』と説いて回っている。(荒川)先生どう思いますか?」
という相談を受けたエピソードを紹介されました。
これに対して、新田氏は否定をしませんでした。

新田氏は、DNA混入は誤情報であるというポジションに立って、荒川先生を心配するような口調で「足をすくわれる」「信頼を失いかねません」などと発言していました。

荒川先生
「新田先生の発言は失礼なんですよ。研究者の中では僕は反ワクの陰謀論者ですよ。こんなの始めた時点で信頼なんか無くなっているんですよ。『信頼を失いかねません』ってどうでもいいし、新田氏のコメントは検閲のように感じたんですよ」

新田氏の裏で研究者に「混入は誤情報と説いて回った」「荒川先生に、誤情報を拡散しないようにアドバイスする」と言った行動は、第三者から見れば「火消し作業」を行っているように見えてしまいます。


新田氏の、今後のmRNA製剤の開発に対しての考え

荒川先生からmRNAワクチンや遺伝子製剤の開発に賛成か反対かを問われて新田氏は「私は、賛成でも反対でもない」「コロナに使うのは反対」と回答。
mRNAワクチンは、対象ウイルスにかかわらず、その作用機序に血管毒性が有ることが分かっているはずなのに反対しないのはおかしいですね。

超過死亡について

現在、接種開始以降、約33万人の累積超過死亡者数が記録されています。
政府は、新型コロナでなくなった人数は 7.4万人と発表しています。
これは、死亡者がPCR検査陽性だった人数で、新型コロナの主症状である急速な肺炎症状でなくなった人は1000人以下と考えられています。

荒川先生は超過死亡の原因について、新田氏に質問しています。(35:10)
「30万人規模の超過死亡が出ている。mRNAワクチンが大きく関わっているのではないかと疑っている」
という問いに対して新田氏は
「mRNAでなくなった人は、(厚労省が発表している2000人強)誤申請や未申請が有り総数はそれほど変わらないと思う。数千から1万人くらいではないか」
と回答しています。残りの30万人以上の「早死にの原因」については言及しませんでした。
この新田氏の回答は、遺族会や患者の会の方々を落胆させるものだと思います。厚労省や、副反応検討部会と全く同じ見解と言えます。

新田氏の事実誤認について

・ STAP細胞は与太話
後半の51:00辺りでSTAP細胞は与太話であるというようなことを新田氏が話しています。
STAP現象については、海外の大学で確認されています。
しかし、STAP細胞とは呼ばずに、iMuSC細胞(損傷誘導筋肉由来幹細胞様細胞)という名称を付けて小保方さんが発見したSTAP細胞とは別物とアピールしています。
以下の2つのNOTE記事に詳しく書かれています。
STAP細胞は、異常なまでの否定、小保方さんへの人格攻撃にまで及び、理化学研究所は全ての権利を放棄しました。
現在、STAP細胞という名称は用いられず、その製造プロセスに対する特許が成立しています。STAP細胞を作ろうとすると、その製造プロセスが特許に抵触するという状況です。
グローバリストたちによる、巨大利権の搾取が行われました。

STAP細胞を否定する科学者は、無能であるか、利益相反がある人です。


荒川先生と新田氏の基本的思考の違いは「フェイルセーフ」

・ 新田氏の考え方
 DNAが混入していても少量なら問題がないのではないか?
 問題があるという証拠はない。
 証拠がないのに騒ぎ立てると「足をすくわれる」

・荒川先生の考え方
 DNAが混入しているとしたら、すぐに調査すべき大きな問題である
 量の問題でなく、長期的にどんな問題を生じるかというデータがない
 安全性が確認されていないのだから、立ち止まるべきだ

医学や工学の世界では「フェイルセーフ」という考えがあります。
もし、予測しないことが起こった場合は、安全な側に収束させるように設計・運用するという安全を優先するための基本的な考え方です。

新田氏には、このフェイルセーフという概念が欠落しているように思えます。
全体を通して、mRNA技術を擁護しているのは明らかです。
荒川先生が、調査が行われていないから安全性については「分からない」としているのに対して、新田氏は「分からないは、無責任」と言っています。
実際には、新田氏もmRNAワクチンの安全性については「分からない」はずです。
新田氏の話は論理的に不整合が有ったり、事実に基づかないことを主張されています。


東大とモデルナの提携について

後半55分くらいに新田氏はこう述べています。
「東大ではmRNAワクチンの開発はしていない」
確かに今現在は開発していないかもしれませんが、7月15日の記事には
「東大とモデルナがmRNA技術開発で提携」
とあります。ワクチン開発もターゲットされています。

東大はモデルナ推し。

モデルナの現役社長が、東京大学経営協議会委員に。
ワクチン開発に多額の支援。


不自然な終わり方

予め時間が設定されていて、時間になったとたんに、終わってしまいました。
普通に考えれば、今日話題に出来なかった点や、議論が足りなかった点を次回の対談にスケジュールするなどのまとめが有って然るべきです。
運営に対して少し不信感が湧きました。

参考ツイート集













新田氏を応援するツイート




参考情報

以上