殴り書き


今、夜中の2時半あたりですが
夜な夜な泣いています

あれやね、涙の理由ってほんとひとつじゃない
いろんな感情が積み重なって溢れたものが涙だと思う

そして私がこんな涙してることも
別に誰も知らない。
それはつまり、私にも人の知らない涙がたくさんあるということ。
やさしくなろう。

涙のきっかけは塾長からのLINE。
コロナの影響で入社が遅れたので
「4月の間もう一度働かせて欲しい」と言ったら
快諾してくれて、シフトもしっかり任せてくれた。

でもその後少し迷惑をかけたのに謝れてなくて、
ついには緊急事態宣言でシフトがなくなりもう会うこともなくなってしまって、ずっとひっかかってた。
そのことを彼に正直に打ち明けると、「一言謝った方がいいよ」と言ってくれたので、謝罪と感謝を素直に述べた。

それに対しての返信が
「ごめんね。またやりたいと言ってくれてありがとう!」
だった。

人によってはそれの何がいいの?って思うかもしれない
でもこの少ない言葉にすべてが籠ってる感じが
私には伝わった

塾長は多くを語らない人だ。
人付き合いもさっぱりしてて。
冷めて見えるという人もいるだろう。
でもうちに秘めてるものは決して冷たくない
むしろ誰よりも当たり前に温かい人だと思う。

特別心に刺さる言葉をもらったりしたわけでもないし
"これだ!"とはっきり惹かれるものがあったわけではないと思う
でも、心から尊敬していた。
気付けば、たまにくれる一言が自分にとってとても大切なものだった。私の価値観を作り上げる支えになっていた。

4年働いて、年々、塾長からもらう「ありがとう」の理由が増えていってる感覚があって、それが嬉しくてひたむきに働いた。
結果に対して、数字が褒められるだけだった1年目。
年々、どういうところがいいのか、一言ずつくれれようになった。
深く考えてるわけでもないんだろうけど、感覚で思ったことを言葉にしてくれて、なんかそのピュアな言葉が自分の自信になっていた。

この4年間本当に自分にとってかけがえのないアルバイト生活だったし
ここ最近は後輩たちとの価値観の違いに、色々考えさせられた日々だったが
なんかこれでよかったというか
自分は自分でいいんだ、と
前向きになれた。

だからこの塾長からの返信は
とても、とてもうれしかった。
まだ既読がつけられていない。

この先社会人になって
これほどのロイヤリティが生まれるのか
少し不安であるが
この涙を通して気付けたことを忘れずに
がんばっていきたいなぁ。

この先も相手への敬意と誠意を忘れず
素直な気持ちで
やさしい心で
人と関わっていきたいなぁ。

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