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スペインワーホリでケータイを失くした話① - ワーホリ最大のピンチ? -


私は現在ワーホリで南スペイン、アンダルシア地方のマラガという街に住んでいます。マラガに来て一か月経ち、友人もできはじめ楽しんではいるものの、かなりバタバタしたスタートとなっています。

これから書くのは、お酒を飲みすぎて潰れて携帯電話を失くしたというお話です。くだらない話ですが、それだけではなく、海外で失くすとどれくらい苦労するのか、失くさないようにどうすればいいのか、また失くしたらどう対応すればいいのか、という事をせっかくなのでシェアしたいと思います。反面教師にしてくれればと。。


友人との再会、楽しい夜、そして急降下

2024年5月7日、マラガにイギリス人の友人Freddie(フレディ)が遊びに来ました、彼とは家を決める前に泊まっていたマラガのホステルで出会って、仲良くなりました。その後、彼はアルヘシラスという町に友人に会いに行っていたのですが、マラガにまた戻ってくるという事で「めちゃ狭いけど床でいいなら」と家にホストしたのです。

彼は何を隠そうイングリッシュ(イングランド人)、お酒を飲むのが大好きです。そして僕もです。二人とも飲む気満々で街に出かけました。

そしていくつかバーを巡り、ディスコにたどり着いた記憶をうっすら持っているのですが、
その翌日ベッドで目覚めます。

「ん、ケータイどこだー」
いつものように自分の体の周りをもぞもぞと探りますが、ありません。
ポケットの中にも財布だけあります。目覚めたてから嫌な予感が湧いてきて、目が覚めていきます。

友人は別途の横の床で寝ています。

そして寝てる友人を半ば起こしながら探しますが、、、見つかりませんでした。。。


「やったわ、、、、」

最悪の瞬間を迎えました。

フレディ曰く、最後の店に行った後、店の前の路地でフレディは何人かで話していたそうです。そして私はその近くで座って寝ていたそうです。おそらくその時に盗られたんでしょう。。。


iCloudもだめ、警察に行くもだめ、

私のはiPhoneだったので、まずはお決まり、iCloudの機能”iPhoneを探す”でPCから探してみる事にしましたが、"Off Line"と表示され探せず。

また、iCloudで紛失モードにしてフレディのケータイ番号を登録し、見つけた人がいたらその番号に連絡するようにもしました(結局連絡が来ることもありませんでしたが)。これでアカウントにはアクセスできなくなるはずなのでデータに関しては一安心。

その後警察署に行きました。受付をとおしてもらい、待合の場所で15分くらい待ったでしょうか。警察官が事情を聴いてきたので、説明すると、「シリアルナンバーがないといけないよ」と言われました。
「は?シリアルナンバー?!そんなん知るわけねえじゃん」と思いましたが、それなしでは紛失届もだせないというのです。なぞ。

”iPhoneを探す”からシリアルナンバーが見れるはずだ、と言っていた気がするので、一回外に出て、フレディにケータイを借りて「iPhoneを探す」を使わせてもらおうとします。ただ、パスワードは覚えていたと思うのですが、うまくいかず、一旦家に戻ります。
そしたらなんと別のiPhoneでiCloudアカウントにアクセスしようとしたせいか、iCloudアカウントがロックされてしまったのです。

おかげで、自分のPCからもiCloudにアクセスできず、、、より深刻な状況に。

つまりiCloudに入れないので、"iPhoneを探す"はもちろん、シリアルナンバーもわからないので、警察にも届けを出すことができないのです。

その日はフレディと一緒に、あいまいな記憶を元に行ったと思われるバーを探しに行きました。
行く先々で出会った人たちは優しくしてくれて、とても有難かったです。良く行くバーで知り合ったナチョは一緒に散策にも参加してくれて本当にいいやつでした。

最終的には最後に行ったと思われる店にたどりついたのですが、とうとうケータイは見つからず、完全に探す方法を失いました。

反省点、海外での紛失・盗難への備え

と、ここまではケータイを完全に失くした、と見切りをつけるまでのプロセスを書きました。
当たり前のことばかりですが、下記に反省点に加え、海外生活や旅行において紛失・盗難を防ぐためにどうするといいか書きます。

失くさないための準備・心得

①住んでいても警戒心を忘れない
これはまさにスペインに来て5か月ほど、私が油断していたからです。日本とは違うので、おおらかになりすぎないこと。私は毎度反省し続けても治ってませんが。。。

②ケータイをポケットに入れない、首にぶら下げるか、小さなショルダーバッグを持つ
これも旅行の時は私もやっていたのですが、小さな斜め掛けみたいなショルダーバックに大事なものを入れて身から離れないようにするのはとっても重要です。今回はやはり「住んでいる」という油断からポケットに入れてしまっていたので、盗難か断定はできませんが、犯人からしたら取りやすかったことでしょう。

③ケータイのシリアルナンバーは一応控えておくといい
今回のように、警察で紛失登録するだけなのにシリアルナンバーを聞かれることもあることが分かったので、一応控えるといいかもしれません

④性格がおっちょこちょいの人や、不安が勝つくらいなら保険は紛失物補償のものも付けるべき
私は保険代を安く済ませるために紛失補償に入っていなかったのですが、こんなことになるなら入っていればよかったと思います。後の祭りですが、冷静に自分の性格などを見極めて心配があるくらいなら保険は入っていた方が思い切り滞在を楽しめるのかもしれません。
ちなみに私はステップインという保険を利用しました。1年間で10万円ほどですみましたので、おすすめです。

失くした直後の対処(当たり前ですが、、)

①「iPhoneを探す」などはパスワードを間違えてロックがかからないように慎重に行う
自分のPCは元々アクセスしたことがあるデバイスなので、ログインできましたが、他の人のiPhoneを利用して「iPhoneを探す」をする時は注意しましょう。ロック21日間はまじで地獄です。

以下は当たり前なので説明割愛
②ケータイを「紛失モード」にしたり、キャリアを止めるなど応急処置
③警察に届ける


続く・・・
スペインワーホリでケータイを失くした話② - 復旧のプロセスと気づき -





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