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サステナビリティ

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サステナビリティに関する思考をまとめています。自分が仕事関係でプレゼンしたことがある内容や、会社の書籍で執筆した内容も載せます。
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和歌山県東牟婁郡太地町(ひがしむろぐんたいじちょう)にて捕鯨について考える(2021/6/13)

太地町のくじら博物館へ奈良県吉野郡に滞在した後は熊野を通り、和歌山へ。 太地町は本州のほぼ南端に位置する小さな半島の町で、江戸時代初期から始まる日本の捕鯨文化の発祥地と言われています。 大学の時に授業で観た捕鯨反対運動をする欧米人が撮影した映画「ザ・コーブ」にて舞台となっていた太地町であったため、そこに行けるのはひそやかな楽しみでした。 痛烈な批判と共に描かれる「ザ・コーブ」は、太地に来た欧米の活動家が、地元の人々のでイルカ等を入り江に追い込み捕らえる映像や、捉えた時に

もてはやされるSDGsとサステナビリティに関する個人的見解(2020)

下記は私の前職、サステナビリティに関するコンサルティングを行う「SDGパートナーズ有限会社」に入社する際に入社課題として提出したエッセイです。『SDGs思考』※という同社が出版したベストセラー作品を読んでの感想と思考をまとめたものです。 自分の社会に対する課題意識、過去から現在に至るまでの世界や歴史の捉え方、そして今後の世界について想像を巡らせています。 7000文字もありますが、かいつまんで読んでくれたら嬉しいです。特に<力の原理>の部分からが自分の伝えたいエッセンスです