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描きかけの途中で次々と新しい面へ

1日を色へ没入して描いた5枚。
キャンパスボート4枚とA4用紙1枚、どれもが描きかけの途中で手を止めて新しい画材へ、異なる技法で色をのせていきました。

久しぶりのアートワークは、長く一緒に学ぶメンバーと一緒です。だから、合作も可能です。
円形に座り、目を閉じて手を伸ばし、指でアクリル絵の具を扱いながら、誰かの手に当たるギョッとする瞬間。アクリルが冷たくてぬるっとしていることを知り、指先の感覚に頼る1枚。

左手だけの1枚、指先の絵の具をプリンティングした1枚。その1枚にもっと手をかけたいと思い始めた頃に、新しい画材に切り替わります。後になってわかるのですが、画面の意図しない状態に慣れることがウォーミングアップなので、次々と新しい画材を使います。
色が動く、色が遊ぶことに慣れたら次にマチエールを追いかけていきます。

最終的には、平面の作品からTシャツのデザインまで落とし込みました。

翌日、空っぽの状態に気づきました。昨日、1日中アートワークに集中して、同時並行で何作も手がけた質量。頭もカラダも疲れました。それだけじゃない、空っぽという初体験。気力がない状態でもなく、体も動きます。ぼんやりもしていない、いつもの日常なのに明らかに違います。おもしろいなーと思ったので、メモがわりに記します。

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