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MoMA 香川出身の画家パーマネントコレクション

男木島で見かけたおじいちゃんは、黒のサインペンで壁に線を書いているところでした。瀬戸内国際芸術祭の作品の一つ「川島 猛とドリームフレンズ|カレードスコープ ブラック&ホワイト」に描いてるんですよ、ええー!
緻密で強弱のある黒線に、手を入れる余白がある。展示してある作品は「完成」ではなく、変化していくのです。

川島猛先生は、香川県の出身です。デザイン知事と呼ばれた金子知事が、NYで成功している川島先生の回顧展を地元香川で開催して、県内にも名前が知れるようになりました。takeshi kawashimaの作品はMoMAのパーマネントコレクションになっています。そのきっかけは、ニューヨーク近代美術館のキュレーターが、NYの川島猛先生を訪ねてきたこと。戦後20年、日本にもモダンアートが花開いてきたので、MoMAが日本の絵画と彫刻の展覧会を企画したのです。展覧会ではtakeshi kawashimaの作品がメインに飾られました,1964年。そのキュレーター、のちのMoMA館長だそうです。

川島猛という香川が誇るアーティストの話を聞きました。

『川島猛とドリームフレンズ』 川島先生のお話 <少年期~東京に行くまで>

『川島猛とドリームフレンズ』 川島先生のお話 <渡米~現在>

『川島猛とドリームフレンズ』 KALEIDOSCOPE Black and White


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