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マーケットの反応を見る - PEP

PEPですが、昨日 決算があって、決算結果悪かったです。Earnings Whispersのページを見ると RevとGuidanceのRevをわずかに missしています。僕の場合、決算の中身がわかっていないので、どーしているかというと、チャートを見ています。チャートを見てマーケットが、悪い決算に対してどういうふうに反応しているのかを確認しています。

まずは、PEPの決算後の Daily chartを見てみます。

PEPの daily chart

Daily chartを見てみると、おそらく決算後 売られてその後に アップサイドにリバーサルしています。またボリュームも伴った アップサイドリバーサルになっています。これはいいサインです。

次に Monthly chartを見てみます。これは僕がPEPをホールドしている根拠を Monthly chartに weight inしているからです。

PEP の monthly chart

僕はこのようにチャートの価格レンジの上限・下限に線を引いてサンドイッチにするのが好きな人なのですが、今ちょーどレンジの下限に価格がタッチしている状況です。

これだけ見ると、おそらくアルゴリズムがこのレンジの下限に反応して買いが入っている状況かなー?と思っています。もう少し様子を見てみて、このまま上にトレンドするようであれば買い足します。もしここから、がっつり下にリバースするようなことがあればおそらくポジションを下げると思います。

後僕の場合は、Conference callを聴いてみて、何か自分が気がつくところがあるか自分の耳で聞いてみます。

https://qcast.page.link/5eKFerq2iwMw7Lo48

今 年間 USD1で、Earning Hub (https://earningshub.com) というサービスに入っていて、それでAIが自動的に 決算カンファレンスコールの いいところ、悪いところ、全体感をまとめてくれているのでそれを読んだりしています。本来有料情報ですのであんまりやってはいけないとは思うんですが、ブラウザーで日本語にしたものを「Earnings Hubの宣伝」の意味も兼ねて貼り付けさせていただこうと思います。僕は全く このサービスの回し者ではありません。

僕が読む限りそんなに悪くないように思います。僕が Earning Hubの カンファレンスコールとまとめを読む時には、一番下の全体感の部分から逆に上側に戻るようにして読んでいます。つまり、まずは全体としてどうなっているのかを把握して、次の悪いポイント、最後にいいポイントを読んでいます。そうするとスッと頭に入ります。僕の場合、マジで決算書の中身読めたもんじゃないので、こうやって補完的にいろんな観点をうすーく触りながら、自分の5感をフル活用して自分の感覚に落とし込むようにしています。

僕の場合、考えて見ると結局はトレンドトレーダーみたいなところがあるので、トレンドすればそのまま乗りますし、トレンドが終われば降りるみたいな単純なところがあるので、なんだかんだ言いながらチャートを見ながら最終的に判断しています。

多分ですが、IBDのメンバーも僕が知る限りそこまで決算内容 読めていないと思いますよ。彼らはリサーチチームがしっかりあるのでそこでニュースを拾ったり分析を読んだりしているんでしょうけど。David Ryanも僕が知る限り、決算内容を詳しく読んでいる感じでは正直ないと思います。彼もあくまで価格とボリュームの動きを観察しながらトレンドすればトレードしますし、そうでなければ何もしないというのを繰り返しているだけだと思います。彼の場合には、あまりにも経歴が長いので、どういうパターンが出た時にトレンドしやすいとかそういうのがよーくわかっていてそれを熟練の技でこなしているという感じです。でも常に新しいことを学びながら、新しい実験を小さいポジションで繰り返しながら、自身の仮説 というか Thesisを試して、あっていれば取り入れる。間違っていれば dropするとやっているだけだと思います。お断りしておきますけど、僕は全く「決算至上主義」を否定しているわけでは全然ないです。これは素晴らしいストラテジーだと思います。でも僕には・・・・正直能力の問題でできないのがわかりきっているんです。残念ですが。頭悪いので。それもとっても。でも、僕が言いたいのは、そんな僕でも自分に合うトレード手法を見つけられているということなんです。

あくまで、こういうトレードの仕方もありますよーという意味合いで記事にまとめさせていただきました。いつもありがとうございます。


Earning Hubの カンファレンスコールとまとめはこの下からです。

ペプシコの2024年第2四半期決算電話の概要:

ポジティブ:

  • ペプシコの生産性とコスト削減の取り組みは成功しており、下半期に再投資が可能になりました。

  • クエーカーは第4四半期までにサプライチェーンを回復すると予想されており、棚が補充されるにつれて成長に貢献するはずです。

  • 国際成長は上半期に7%と強く、このレベルを維持することが期待されています。

  • 北米の飲料事業は、収益性の高い成長と利益率の向上に焦点を当て、順調に推移しています。

  • 広告とマーケティングへの戦略的投資は、成長しているプラットフォームをターゲットにしており、下半期にも続くと予想されています。

  • 同社は、自動化、デジタル化、簡素化に基づく生産性のアイデアの深いパイプラインを持っており、マージン改善に引き続き貢献することが期待されています。

ネガティブ:

  • 主に米国の消費者環境が困難であるため、現在約4%の成長期待の調整が行われています。

  • Frito-Lay North Americaは第2四半期にソフトボリュームの結果を経験し、ボリュームとトップラインの回復を促進するための増分アクションの必要性を示しています。

  • 米国の消費者はより価格に敏感であり、ポートフォリオの一部のセグメントでは、顧客を維持するために価値調整が必要です。

  • 塩辛いスナックのカテゴリーは、ペプシコのブランドだけでなく、全体としてプレッシャーにさらされており、プロモーションへの反応が限られています。

  • ラテンアメリカの有機収入は、メキシコの一時的な経済的要因により、通常よりも弱かった。

  • 米国のエナジードリンクカテゴリーは成長が鈍化しており、これは消費者の嗜好の変化を含むさまざまな要因が原因である可能性があります。

戦略的焦点:

  • ペプシコは、ポートフォリオ全体の総営業利益率を管理しており、Fritoを4〜5%のレベルで成長させることに戦略的に重点を置いています。

  • 同社は、消費者の需要に対応し、カテゴリーの成長を促進するために、価値とマーケティングにターゲットを絞った投資を行う準備ができています。

  • 国際ビジネスは、慎重な消費者支出にもかかわらず、インドのような市場で拡大し、中国での成長を維持することに重点を置いて、重要な成長分野です。

追加の洞察:

  • 同社はCarlsberg-Britvic取引を支持し、英国市場にとって前向きな動きと見なしました。

  • ペプシコは国際的なボトラーと提携しており、イノベーションと非砂糖飲料の提供を通じて成長を促進することに重点を置いています。

  • 消費者の価値に対する需要は、低所得世帯だけでなく、すべての所得水準で見られます。

  • 同社は、現在の市場の課題に対処し、成長に戻ることについて楽観的です。

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