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Follow the Leaders - マーケットの Turnのもう一つのサイン

一般的な話として、マーケットの方向性が変わるときのサインとして もう一つ思いつくところがありましたので共有させていただきます。いや、別にいますぐどうこうという話では特にないです。上の X (Tweet) で示されているのは、実は Mark Minerviniの著書 Trade Like a Stock Market Wizardという本の 166ページに載っている図です。

何を表しているのかというと、Leadersが実線Sectorが太い点線Marketがもう一つ小さい点線Laggardsが 一番小さい点線です。

この図の言いたいことは、Leader (リーダー)銘柄 が常に 他の何よりも早く ボトムして、価格が上昇して、そのあとで Top (天井をつける) して、価格が下り始めるということです。

なので、Marketが turnするのはそのあとですから、リーダー銘柄の動きを観察し続けることで、マーケットが turnするのかどうかがなんとなくわかるんじゃないの?ということです。

マーケットのリーダー格的銘柄というのは、今で言うと NVDA, SMCI, CRWD, ELF, LLY, NVO, 代わりネタで KKR あたりだと思います。これらの銘柄の動きを watch listで見ておいて、これらの銘柄の動きに異変が出た時には、「もしかして」と疑ってみるのも一つの方法だと思います。何事もそうですが、1つのindicatorがサインを出しても、その一つの indicatorのサインだけで売り・買いの判断を全てしてしまうのは危険です。あくまで 他のindicatorや マクロなどの他の分析などと コンバインして戦略を立てるのがいいと思います。

ところで、僕がリーダー格の銘柄をMarketSmithのスクリーニングでささっと状況を見たいと思う時に使っているのが、Joe Fahmyが以前紹介していた 多分彼の自作のスクリーニングだと思うんですが、30/30 Screeningというスクリーニング条件です。僕が使っているスクリーニング条件の PrtScnをご参考までの貼っておきます。リーダー銘柄と言われても、「んで、どれがリーダー銘柄なんですかー?」ということになろうかと思いますので、そういう時にこのスクリーニング便利です。あっさり出てきます。

Nekabutaroが使っている 30/30 screening 条件

30/30は結構前ですが、Joe Fahmy がビデオで紹介していたと思います。それをほぼほぼコピーしたものです。過去のビデオでも紹介されていると思いますので、おそらく Noteで紹介しても問題ないものだと思います。

https://x.com/jfahmy?s=20

この Joe Fahmyという人は、IBD Liveでは「名物ゲスト」の異名がある人で、彼が IBD Liveに出る日はやたらに 上昇する日 (Green day)が多いとか、さらにはダウントレンドだったマーケットが Turnする日 Follow Through dayになることが多いと評判の人です。最近でいうと、Compound and Friendsの少し前のビデオで出ていました。ご参考までに掲載させていただきます。


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