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すごく長期に緩やかに上昇している銘柄を混ぜて持っておくこと

実は、この考え方も David Ryan先生の教えなんです。David Ryanといえば、IBD Liveに毎週火曜日に出てくる special guestで、Three times US Investing Championの名を持つ トレードの名人で、William O'Neilの右腕と言われたまでの人。つまり、CAN SLIMの代名詞みたいな人です。なんですが・・・・ 僕がこれまで Davidの話を数年間聞いていて、時々「あれっ?これってどちらかというと CAN SLIMというよりバリュー投資でありまへんか!?これ」というような超名人技を見せてくれる時があるんです。何が言いたいかというと、テクニカルの言葉でお話しすると、Turn around play つまり、銘柄が中長期 (短期的でもいいんですけど)、すごい株価が割安圏を徘徊していて、そこからクイッと上に上がって、よいっしょっと上がってくるタイミングでエントリーしてなかなかの長期で持ち続けるーというスタイルのプレーです。

最近、Davidの話の中でそういう中長期の turn aroundのプレーについてほとんど言及がないので、彼のアイデアではないんですが、僕自身がかなり前からそういう筋の「すごく長期に緩やかに上昇している銘柄を混ぜて持っておくー」という意味いで、あんまり日々のチャートの動きも気にせずに持ち続けている銘柄があるのでそれをご参考までにご紹介してみようと思います。念の為 再度お伝えしておきますけど、これ Davidのアイデアではないです。トレードの大して上手ではない Nekabutaroが、Davidの教えに習い勝手にやっているトレードです。

銘柄は、PEPです。僕は、PEPというかコーラ結構飲んでいるただのデブなんですが、PEPについてはコロナ禍の時の強さがすごい印象が強くて、やっぱりこういう安定した会社というのは経営がしっかりされているんだなーということが深く理解できたという思い出だけが頭に残っている状態です。

たまたまですが、先ほどこの Patient Investorという、バリューのコミュニティの中でも人気のある YouTuberが紹介していたので、その動画を見ていて「やはりそう思うでしょー」とか思いながら、心の中で若干ニヤニヤして話を聞いていました。

この、Patient Investorの 正直名前がよくわからないのですが、この人は元 機関投資家のプロの投資家だった経歴を持つ人のようで、まー、感じとしては僕がバリューコミュニティで勉強していた時の Jimmy Coppelによく似ていると思います。Jimmyも元プロの機関投資家です。

ま、何が言いたいかなんですが、僕の場合 自分自身の能力にかなり限りがあることがわかっているのであくまで MarketSurgeのデータやチャートを確認してプレーするんですが、バリューの上手な人というのは決してパフォーマンス全然悪くないんですよ。っていうか、すごくパフォーマンスいいですよ。例えば、Jimmyなんかでも余裕で Indexをアウトパフォームしています。Jimmyも (この Patient Investorもそうだと思うんですが) 自分のポートフォリオを有料会員には公開していて、buy/ sellについても隠すことなく公開しています。なのでみんなが見えているところで、Indexをアウトパフォームするので、「やっぱり上手い人はすげーなー」と思うところなんです。

ちなみに、Jimmyが つい先日ですが 彼のポートフォリオを公開していたので興味がある方はご覧になられてみてください。

また、かなり話が脱線したのですが、Jimmyのパフォーマンスを見ていて、「いやー、バリュー投資って全然悪くない」というか「パフォーマンス、普通にいんでね?」ということになるんです。これが。

つまり、David Ryanは 過去 40年も50年も相場張ってきている人なので、おそらくそういう考えに至るところが彼の中でもあるんだと思うんです。なので、すごく稀ですが、IBD Liveの中でも、「・・・ こういう話をすると・・・あんまりにも Anti- CAN SLIMで申し訳ないんですが・・・」とか言いながら、「価格が低位で徘徊している銘柄が、過去の安値を undercutして上に上がったところで、自分はエントリーしていまーす」とか言って紹介していて、「 (David Ryan) 自身はあくまで purely technicalにみてプレーしているけれど、バリュー投資がわかる人であればバリューのコンセプトと混ぜてプレーすればいいと思う・・・」と言ったりしているところを数回ですが目撃したことあります。

何が言いたいかですが、Davidはものすごく Flexibleで Openなんです。CAN SLIMの代名詞であるような位置付けの人が、バリュー投資にも敬意を払っていることになっているんです。普通じゃありえないというか、CAN SLIMを大々的に売っていかないといけない立場にはある人ではあるんですが、僕はそういう Davidのことが大好きです。彼にとっては、CAN SLIMであろうがなかろうが、自分自身でいろんな手法を観察して試してみて、うまくいけば取り入れるーというスタンスなんです。

さて、PEPの話に戻りますが、僕がPEPに関してみているのは、Monthly chartだけです。これを見てみてください。長期の Price rangeの中で緩やかに右肩に上げてきているのが分かると思います。僕の根拠はこれだけです。笑けるんですけど・・・。これだけみて PEPはまだホールドしています。あくまでご参考までに記事にさせていただきました。いつもありがとうございます。

PEPの monthly chartについて


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