文章の距離とぬくもり
こんばんは。夏目紗綾です。
今日もありがたいことにお仕事頂いていた文章を書いていました。片方は本契約、片方はまだテストライティングの途中です。
私の文章がそのまま記事として出ることは殆どありません。
勿論クライアントの方に修正していただいていたり、修正依頼から再納品したりということもあるのですが、クライアントの方がお優しいからか私が初心者だから手加減してくださっているのか、上がった記事を見ると見慣れない文章が追加されていたりして、自分の納品した文章と見比べながら、足りないところを探す日々です。
そんな中、特に修正が多いというか、挿入されている部分が多いなと思ったところが、「主観で書いた文章」でした。
「私的にはこう思うんですけど」「私の経験的にはこうでした」みたいな、汎用的な知識じゃない部分ですね。
私は今お仕事させてもらってる他に書いていた文章というと、論文と小説になります。それぞれ学業と趣味ですが、論文は主観を一切排してデータに基づいた考察を文章にまとめなければいけないもので、逆に小説は視点になっている人物の感情や思考に肉薄していく必要があります。かなり文章のジャンルとしては極端ですね。
今書かせていただいているのはどちらかというと「お役立ちコラム」みたいな記事なので、私の中では論文的な文章を求められているという解釈で、調査と考察をしてまとめているのですが、そうするとどうしても、主観的な部分や、感想みたいなものを入れようっていう思考が飛んでしまいます。
そうすると、私としては自分の体験なども加味しながら調べて知識をまとめているつもりなのですが、「私の経験ではこうでした」みたいな肩の力の抜けた文章というか、読者さんに近づいた文章が欠けているんですよね。
Webの記事では主観的な感想もあったほうが独自性が出たり、他にはない知識のひとつになったりして歓迎されるみたいです。
これが私に今不足しているものか!
と大発見! したのはいいのですが、じゃあ知識の中に自然にそういうくだけた表現を差し込むのが意外と難しくて苦戦しています。
ひよっこはまだまだ修行が足りないようです。
もう日付が変わってしまってクリスマスイブですね。
一日一回練習を兼ねてここに気付いたことをアウトプットしていこうと決意したものの、仕事に試行錯誤している間に日付が変わってしまいました。
お気に入りのケーキのお店では予約が間に合わなかったのですが、二番目にお気に入りのお店は23日でもケーキの予約を受け付けてくれたので、明日……いえ、今日の夜は、クリスマスらしくケーキを食べてのんびりしようと思います。
読者さんに近づいて共感できる、共感してもらえるようなライター。
がんばります。
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