マガジンのカバー画像

CML闘病記

8
CML(慢性骨髄性白血病)と共に歩み始めてからの経過 がん患者になって感じたことなどを感じたままに綴っています^^
運営しているクリエイター

2021年8月の記事一覧

ある日突然がん患者になった(発覚~入院 編)

0歳から保育園に通っていた娘が2歳になってすぐ 私はがん患者になった 趣味だったボクシングに週2〜3日通いながら 仕事と育児と自分のこととで慌ただしくも充実した毎日が 1日で一変した 白血病が発覚したきっかけ業務委託でお仕事を受けていた企業で直接雇用をしてもらえることになり いわゆる入社前健康診断を受けた翌日に 健康診断を受けたクリニックから呼び出しの電話を受けた 「血液検査の結果に異常が見つかったので、この後の時間でクリニックに来られますか?」 時間は確か11時頃

ある日突然がん患者になった(入院 編)

あれよあれよと入院手続き完了と言いたいところだけれど 骨髄穿刺(マルク)はほんっっっとうに痛かった 鈍痛には割と強い方だと思うのだけれど 刺すとか切れるとか系の痛みは本当に苦手だぁ… 看護師さんに出産とどっちが痛いですか? とか どのくらいで終わりますか? とか 聞いてもどうしようもないことを問いかけながら 不安を紛らわせているのかどうかもわからない状態で麻酔がぶすっ💉 「引けないなあ」という先生の独り言を聞きながら 出産の方が痛い、出産の方が痛い…! みたいに念じまく

病気になったのは不幸なのか

白血病になったからこそ世界が広がった私はそう感じています もちろん発覚した直後は 今まで通り働くことができるのかな… いつまで生きてられるんだろう… 娘に辛い思いをさせるんじゃないか… そんな答えのない問いや不安が頭をめぐることも多々ありました 辛くないかと言えばそんなこともなく辛い気持ちにもなったし 泣くことがなかったのかと言えば 病室で娘とのテレビ電話を切った後は毎回涙が出ました それでも初めて入院したことで 心の底からそんな感情に触れられたのは初めてだったし 一