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CML闘病記

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CML(慢性骨髄性白血病)と共に歩み始めてからの経過 がん患者になって感じたことなどを感じたままに綴っています^^
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記事一覧

スプリセル服用記

スプリセルの服用を始めて丸3か月が経ったこともあり 服用してみての様子や変化についてまとめたいと思います ちなみに私はこれで3剤目になるので 今まで服用した「タシグナ」「アイクルシグ」については それぞれの記事をご覧ください^^ ▼1剤目:タシグナ(服薬期間1年半) ▼2剤目:アイクルシグ(服薬期間1週間強) スプリセルに変更になった経緯アイクルシグ服用記の記事でも触れているのですが 私のまず最初の治療のゴールは であり タシグナでは遺伝子検査の数値が下がり切らず

ガンにかかったらヒールを履いてはいけないのか

新しく始めた仕事で覚えることも多く大変な中でも日々学びを得られる毎日の中で、ことnote投稿は少しペースダウンしてしまっているのが現状なのですが… 私の中で衝撃的な内容のニュースがあり、今感じたことを残しておく必要がある…!と本能的に私の脳が心が体が訴えているので、その内容についてここに記します (疲労感満載の頭から紡がれた文章…読みづらかったらご愛嬌) ヒールを履いているなんてがんが詐病な証拠だ 数十分程度の時間でお昼を食べるときに テレビをつけた瞬間出てきたこのワー

Delete C 大作戦

自身のInstagramで「#deleteC大作戦」について 9月の中頃に投稿をしたのですが 今日は「世界CMLデー」ということで noteにはこのタイミングで発信をすることにしました^^ \Delete C 大作戦に関するnoteはコチラ/ 9/22は世界CMLデーなぜ今日が慢性骨髄性白血病の日なのかというと 慢性骨髄性白血病である私の染色体は 9番と22番が入れ替わってくっついてしまっているから 参照:ファイザー がんを学ぶ    慢性骨髄性白血病(CML)の原因と

タシグナ服用記

note投稿の時系列は前後しましたが CML治療を始めて1番最初に飲み始めた タシグナという薬を飲んでみて 実際経験したことや日常での様子 そこから気づいたり感じたことをまとめたいと思います ※皮疹が出た状態の写真が今後出てきますので苦手な方はご容赦ください そもそも抗がん剤治療って 最初はみんな点滴とか放射線とかだと思ってたこれは私の知らなすぎが原因かもしれませんが 高校~大学生頃祖父のがん治療のために 放射線治療や抗がん剤投与のために 病院に付き添っていたこともあり

ある日突然がん患者になった(発覚~入院 編)

0歳から保育園に通っていた娘が2歳になってすぐ 私はがん患者になった 趣味だったボクシングに週2〜3日通いながら 仕事と育児と自分のこととで慌ただしくも充実した毎日が 1日で一変した 白血病が発覚したきっかけ業務委託でお仕事を受けていた企業で直接雇用をしてもらえることになり いわゆる入社前健康診断を受けた翌日に 健康診断を受けたクリニックから呼び出しの電話を受けた 「血液検査の結果に異常が見つかったので、この後の時間でクリニックに来られますか?」 時間は確か11時頃

ある日突然がん患者になった(入院 編)

あれよあれよと入院手続き完了と言いたいところだけれど 骨髄穿刺(マルク)はほんっっっとうに痛かった 鈍痛には割と強い方だと思うのだけれど 刺すとか切れるとか系の痛みは本当に苦手だぁ… 看護師さんに出産とどっちが痛いですか? とか どのくらいで終わりますか? とか 聞いてもどうしようもないことを問いかけながら 不安を紛らわせているのかどうかもわからない状態で麻酔がぶすっ💉 「引けないなあ」という先生の独り言を聞きながら 出産の方が痛い、出産の方が痛い…! みたいに念じまく

病気になったのは不幸なのか

白血病になったからこそ世界が広がった私はそう感じています もちろん発覚した直後は 今まで通り働くことができるのかな… いつまで生きてられるんだろう… 娘に辛い思いをさせるんじゃないか… そんな答えのない問いや不安が頭をめぐることも多々ありました 辛くないかと言えばそんなこともなく辛い気持ちにもなったし 泣くことがなかったのかと言えば 病室で娘とのテレビ電話を切った後は毎回涙が出ました それでも初めて入院したことで 心の底からそんな感情に触れられたのは初めてだったし 一

アイクルシグ服用記

この約2年間の闘病記を 時系列に沿って記事としてまとめようと思っていたのですが 最近薬剤変更して体に出た変化が珍しいもので 且つ私自身も原因がなかなかわからず苦しい思いをしたので 先にアイクルシグ服用での体験を投稿しようと思います ※手足が腫れた状態の写真が今後出てきますので苦手な方はご容赦ください 抗がん剤を変更した理由 私はCML(慢性骨髄性白血病)が発覚してから 基本的にはタシグナという抗がん剤を パートナーに治療をしてきましたが 血液学的な結果は割と安定している