戦士なのに魔法を使おうとしていませんか？

１２月２４日なんですね。

クルマを運転していましたら長蛇の列。なんでこんなところで片側だけ止まっているんだろう？って思いながら、右車線へ変更します。そのまま進んだら列の先頭にはケンタッキー・フライド・チキンがありました。

そうでした！今日は１２月２４日ですからみなさんフライドチキンを食べるんですね。

いやぁ、いいなぁ！って思います。クリスマスイブの思い出なんてどれくらい遡ったらいいのだろう？クリスマスイブ・・・山下達郎、牧瀬里穂、くらいしか思いつかないので、我ながら笑ってしまいます。

キリストのことは日常的に思うことはあるのですが、クリスマスイブのことはごっそりと抜け落ちているところがおもしろい。世界中でイエス・キリストのことを思う日なのでしょうけど、今日に限って忘れている。ぼくの場合は笑って「そうだった！今日はクリスマスイブだった！」くらいで済む話ですけど、これが大きな問題になる人もいます。

今日に限って忘れること、よりによってここで？っていうことって割とよくある話でして、そういったことがトラブルになる場合があります。いつもちゃんと時間通りに来ているのに、大事な取引先との打ち合わせやいざというプレゼンの時に限って遅刻をしたりする。今ここで遅れちゃダメだよねっていうところでやってしまう。しかもそれが割と大きな問題になってしまったりする。

四柱推命は生年月日、生まれた時刻から命式というものを作成し、それを読み解いていくものです。四柱推命命式は誕生日から導き出されるものですからインチキができません。仮に出生届の日を改ざんしていたとしても、それがわからなかったとしても、その人が生まれ落ちたその日がその人を決めるのです。他の日として申請した人は当たらない、推察するのに時間がかかる、手間がかかる。昔の人は割とそういうことがあったそうですね。年の移り変わりのタイミングで生まれた人は大みそかではなくて元旦に生まれたことにしよう、とか。でも、本来は大みそかで観るのが正しいんですよ。

これが本人さんにわかっている場合はいいんですけど、「確か、この日じゃない日に生まれたんですけど、届けはこの日に出して、もう親も亡くなっているので、いつかわかりません」というのが、ややこしい話になるんですよね。意外と多い。

さて、生年月日から観て行きます四柱推命。生まれ落ちた日から観て行くわけですからインチキができないのです。「春の季節が好きだから３月生まれがいい」って言ってみてもそれはできないのです。「そうですね～、命式上８月に生まれているといい運氣なので８月生まれとしておきましょう」とかできないのです。してあげたい気持ちは多分にありますが、無理なのです。

そりゃ、ぼくも自分の命式を観て「ここがこうだったらなぁ」なんて思いますよ。思いますけど、無理なものは無理だから仕方がない。仕方がない自分も含めて自分なんですからね。

四柱推命は生年月日で観ますので、その人のそもそもの性質がそこに現れている。それを知って、どのように改善していくのか、どの部分を伸ばしていくのか、どの方向に進んでいったらいいのか、そのためにはどうしたらいいのか、はそれぞれ異なった方法になります。

四柱推命命式上、そもそもの命式の中でトラブルの星を持っている人がいます。そういった人は先ほど言ったようなことになる。今日がクリスマスイブということを忘れて、フライドチキンを買って帰らなかったばかりに奥さんに離婚されそうになるとか、コロナの影響で仕事がヒマだったのに、今日に限ってクレームの電話が鳴りやまないとか。

そういう人は自分がそもそもトラブルの種を持っているということを知っていることが何よりも重要なことです。どれくらい重要なことか説明しましょう。

仮にＲＰＧゲームの世界ですと自分の職業や特性が戦士なのか魔法使いなのかわかります。そして体力や魔力もわかります。そのほかにもパラメーターは確認するとわかります。それでダンジョンに入ったりして、モンスターと出会ったときに、戦うか逃げるか決めます。戦うことを決断したときも、打撃で戦うか魔法で戦うか決めます。それは自分が戦士なら打撃がいい。魔法使いなら魔法を駆使して戦ったほうが効率がいいのです。

では実際のこの世界ではどうでしょうか？戦士なのに魔法使いになろうとしている人はあちこちにいます。もう体力が尽きそうなのに、まだ冒険に出かけようとしている人がいます。

ゲームの中の職業や特性の中ではモンスターに遭いやすい職業もあります。トラブルの種を運んでくるキャラクターもいます。わかっていたら、準備もせずに、薬草とか毒消し草とか、体力や魔力を回復せずに、冒険に出ます？おそらくですが、きちんと準備して、装備も整えて冒険に出ませんか？

そういったことを観て行くのが四柱推命なのです。四柱推命で自分のキャラクターを知る。とてもおすすめだと思います。自分にはトラブルの種があるんだ、それだけでモンスターと遭遇しても万全な装備をすることができると思いますよ。

本日もお読みいただき、ありがとうございます。