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子供としての老いた両親への思い

朝から用意して父の所と母の所のはしご。

父にはご飯を作らなくちゃいけないけど、いつも我が家のシェフ任せ。

本当にありがとう。

感謝です。

今日は家でシャリを切って、目の前でマグロの握り。

色々大変な事もあるし、思いっきりわがままだけど仕方がない。

以前から自己中心的な言動が多くて、家族にも呆れられていたけど、歳を取ると更に拍車がかかる。

真面目に会話していると腹立たしくなってきちゃう。

自分は若い者の意見をちゃんと聞く年寄りになろうと、つくづく思う。


今日もまた色々言うし、それは難しいんじゃないかと言うと機嫌が悪くなって、更にガンと引かなくなる。

もう諦めるしかない。

もっとニコニコ会いたいんだけどね。


次には母の所。

リウマチで特に足が不自由なので、施設にお世話になっている。

買い物に行かなくてもご飯作らなくても、美味しくご飯が食べられるから幸せだとニコニコしている。

本当によくしてもらっているのでありがたい。

寒くもないし明るいしいいのよって。

こちらも笑顔になってくる。

天気がよかったので玄関先の屋外の日だまりで話。

穏やかな日でよかった。


施設にお世話になって4年になるけれど、母も満足して嬉しそう。

本当によかった。

今はちょっと会うのに制約はあるけれど、なるべく顔を出そうと思う。


何だか対照的な気持ちになる2人。

お互いにそれなりに満足しているみたいだからいいんだけどさ。

子供として、親にはいいなと思って元気に生活してくれるのが嬉しい。

出来るだけ長い間健康でいて欲しい。

だから、ちょっとくらい自分が時間を取られたっていい。

そおっと見守って行ければ。




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