昨夜の夢のあの方へ
夜中に眠りがやたらと浅いと自覚しながら夢を見ていました。
知り合いが友達に会わせてくれている、妙にリアルな夢でした。
その方には家族ぐるみで大変お世話になっていましたが、10年程前に突然倒れてしまい、今は病と戦う日々を過ごしています。
夢の中では、以前と変わらずにとても元気で陽気、気さくに話をして、毒舌ぎみに芸術家の友達を紹介してくれました。
本人もちょっと特別な職業で、実際に大変顔が広く、芸術家の友達も多くて、本当に紹介してもらった事もあります。
夢の中で紹介されたのは画家でした。
とても楽しげにおしゃべりをしていて、夢だと自覚しながら楽しい時間を過ごしていました。
目覚めたのは夜中。
ずっと以前に、やはり大変お世話になっていた方が脳梗塞の後遺症で苦労している頃、ひょっと道の角を曲がった所でお会いして、あぁ元気になったと安心した夢を見たことがありました。
その夢からすぐ後に、その方が亡くなったとの報せを受けたのです。
目覚めてすぐに、以前の夢の事を思い出しました。
夢に出て楽しそうにおしゃべりをしていたあの方に、何かあったら嫌だな。
楽しかった気持ちは不安で一杯。
私は何度か、夢に出てきた人に何か起きた事があります。
悪いことばかりではなく、いいこともありました。
親友が3人目を懐妊したのも、夢で先に知りました。
自分自身が原因不明の激痛で入院していた時に、螺旋状の滑り台を滑り降り治った!と確信した夢を見たら、本当に翌朝からみるみる症状が回復して、激痛の原因はわからぬまま症状が消えて退院となったし。
夢って不思議。
時々ストレートに本当だったり、お別れに来てくれたのかと思ったりするような出来事も。
どうか、昨夜夢に出てきたあの方が、本当に元気になって笑ってくれるように。
いまはただそれを願うばかりです。
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