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読書中毒の日々

ワクワク楽しみにして、体調を崩してまで買ってきた本。

もう2冊読み終えてしまった。

本を読み始めると何も出来ず、気づいら薄暗いとか、学生時代は逆に朝になってたとか。

とにかくバタバタ慌て出す羽目になる。

そんなに夢中で読んで、読み終えると、終わってしまったと言うがっかりした気持ち。

それが一番強く、読んだ~面白かった!という満足感は何故か二番。

そうなるのがわかっているのに、一気に読み進めてしまうし、読まずにはいられない。

で、読み終えると終わった喪失感が残るうちに、また次の本に手を出す。

だから中毒なのかもしれない。

その程度の自覚はある。

いつからそうやって本を読んでいたのかはわからない。

子供の頃、よく熱を出し、そうすると寝ている間に本を読んでいると叱られるので、トイレに持ち込んで本を読んだ。

当然悪化して見つかり、更に叱られることになった。

通学時間は読書の時間。

かなりのラッシュで人に揉まれながらも読み続け、行きはブレザーの右のポケットの文庫本、帰りは左ポケットの文庫本と、並行読みしていた。

今は流石にそんなことはしない。

が、もちろん電車移動は読書。

降りそびれた事も何度かあるので、一応早目に本は閉じるように気を付けている。

それに、読み慣れた本にしないと、うまく切り替えが出来なくて、本の世界に行ったままになってしまう。

あまりに夢中になると、文字通り夢の中にまで出てくる。

先日はそれで参った。

何とかならないのかねと思いはするが、それは無理というもの。

本気で何とかしないとと思ってもいないし。

これだけのエネルギーを他に回したら、結構凄いことが出来そうにも思うけど。

本にのめり込んで現実逃避するのも、自分の中の何かのバランスを取る自衛本能かもなんていうと、それらしく格好いい。

二冊読んで、残り二冊。

新しい本に行く前に、もう一度読み返し、それに関連する本へ移行して行こうかな。

それも一つの手。

そうだ、そうしよう。

そして読む本を取り出し、ブックカバーをかけて安心する。

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