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【Dスタンダード】猩々童子【ヴァンガード】

こんにちは。扇風機が稼働開始したあまりん。です。
今回は5/14の週ヴァンで公開された猩々童子について考えようと思います。


新規カード紹介

G3 雲水飛動 忍鬼 猩々童子

永続効果でドレスアップテキストを持っているため旧猩々童子にライドしてもペルソナライドが発動する。また、旧猩々童子を指定する効果も使用可能に。
起動効果はサークル指定のバインド効果で体制を貫通します。また、おまけで手札1枚をバインドできます。ターンの終わりに手札に戻ってしまいますがターンが終わるまでにバインドゾーンをからカードをどければ戻りません。遊戯王のサイフレームロードオメガみたいですね…。
自動効果はリアガードを2枚ソウルに入れることでアタック時にはバインドゾーンから2枚まで選んで前後列に1枚ずつコールでき、アタックされた時にはバインドゾーンから選んだ2枚をガーディアンコールができます。

G1 絢爛たる忍鬼 キンラン

ブースト終了時に同じ縦列の「忍」名称とこのカードをソウルに置くことドロップからG2以上の「忍」名称のユニットを回収できます。

G1 忍獣 ロクライ

ブースト時に手札からソウルに置くことでバインドゾーンから表のカードを1枚ドロップに置く。

G2 忍竜 オウギジシ

登場時能力で山上5枚から「忍」カードをソウルに置く。相手がG3なら5000パンプ。
バトルフェイズにこのユニットがリアからソウルに置かれたらCB1で相手の表のバインドゾーンから2枚ドロップに置く。そのターン中前列の「忍」ユニットに5000パンプ。

新規カード総評

・新猩々童子
新猩々童子はメイン中の除去効果は然ることながら、疑似ハンデスを得たのが面白いと思った。旧猩々童子であったV効果でコールしたユニットのパンプ効果がなくなったが代わりにアタックされた時にガーディアンコールができるようになったためガードも硬くなった。
・キンラン
ドロップにあるG2以上の忍を再利用することができる。また、ユニットをソウルに逃がす目的が強く焼きに強く出れる。
・ロクライ
使う予定なし。
・オウギジシ
cip効果にコストがないため使い勝手が非常に良い。ソウルに入った後は猩々童子効果でバインド経由で再登場を狙ったり、ソウルブラストしてキンランで回収することで使いまわし、濃い山を形成できる。
また、ソウルに入った時に表の相手バインドから2枚剝ぎ取れるので猩々童子の効果で手札に戻す枚数を直接的に減らすことができる。

デッキについて

デッキレシピ

代用カードについて
旧猩々童子⇒新猩々童子
G2社長⇒オウギジシ
G1社長⇒キンラン

デッキ構築について

今回の構築はノーマルユニットを全て「忍」ユニットで固めてみました。
「忍」ユニットで構築を固めることの最大の利点は山圧縮の成功率にあります。これまでは圧縮に使われてきたのはG1、G2の猩々童子とフォークテイルだけでしたが新たにオウギジシが入ることで山の圧縮速度が段違いに早くなります。
また、トリガーにも「忍」ユニットを多く採用しました。採用理由はオウギジシの効果が「忍」カード指定のため意図的にトリガーをソウルに入れることでガード値の確保にも貢献してくれます。

基本的な動き

・山札圧縮
オウギジシ、フォークテイルで山札圧縮をして終盤に濃い山を形成する。
・アグロ
G1、G2の層が厚いのでアグロを仕掛けて点を詰める。
・手札ガード制限の対処
ウツロイ(守護者)をバインドゾーンに仕込んでおくことで手札からのガード制限のすり抜けができるので対面を見て必要であれば仕込む。⇒ただし、ブラグドマイヤーのようなガーディアンコール自体を制限するよう効果はすり抜けられないので注意。
・最大5パン
ソウルに2枚以上カードが置かれた時にコストを払いバインドゾーンからツクヨダチをコールできる。猩々童子の効果で前後列に2枚コールと合して2列再形成できるため5パンが狙える。ペルソナターン以外は火力が出づらいので4パンが現実的です。

個人的に好きな動き

1.猩々童子起動効果でソウルからアンプレセデン、キンラン、他1枚をバインド。
2.猩々童子アタック時効果でオウギジシと他1枚を吸い込んでアンプレセデンとキンランをコール。
3.アンプレセデンでオウギジシをソウルブラスト。
4.キンランのブーストアタック後に効果でオウギジシをドロップから回収。

メガロノヅチについて

猩々童子といえば強化が入るたびにメガロノヅチがついて回ります。だけど今回のRRRオウギジシはパンプ効果がバトルフェイズ指定のため使えません。しかし、初回で自分のバインドゾーンを拡張するのにはうってつけのためライドラインにメガロノヅチを差す構築はありかもとおもっています。

想定されるパワーラインの話

全てのユニットがそのターンに登場している想定です。
想定盤面内でパワーの最大値を取った動きをしています。

初回G3ターン想定盤面

1.オウギジシ+フォークテイルで18000。
2.猩々童子単騎で18000+トリガー。アタック時効果でオウギジシとフォークテイルをソウルに置いてバインドゾーンからフォークテイルとアンプレセデンをコール。コストを払ってオウギジシ効果で前列5000パンプ付与
3.アンプレセデン単騎で28000+トリガー。
4.アンプレセデン+フォークテイルで36000+トリガー。

ペルソナ5パンの想定盤面

1.オウギジシ(左)+キンランで33000。キンラン効果でオウギジシ(左)と一緒にソウルに置く。コストを払ってオウギジシ効果で前列5000パンプ付与。
2.オウギジシ(右)+フォクテイルで38000。
3.猩々童子単騎で33000+トリガー。アタック時効果でオウギジシ(右)とフォークテイルをソウルに置くことでバインドゾーンからアンプレセデンとフォクテイルをコール。コストを払ってツクヨダチをバインドゾーンからコール。コストを払ってオウギジシ効果で前列5000パンプ付与。
4.アンプレセデン単騎43000+トリガー。
5.ツクヨダチ+フォークテイルで38000+トリガー。

まとめ

デッキとしての総評

パワーラインとしてはそこまで高くはありませんが疑似ハンデスがとても強力です。また、今まで脆かった耐久面に関してもバインドゾーンからのガーディアンコールが可能になったので手札の枚数以上にガードを抱えられるようになりました。

このデッキの有利対面

・耐久レザエル
耐久レザエルは盤面からのガード値捻出、リィエルによる完全ガード+バインドゾーンからの山札修復。この2点を同時に妨害することができるため有利と言って差し支えないでしょう。
・ダイアフルドール
バインドゾーンからのガーディアンコール及び追加の攻撃ユニット展開を行うためバインドゾーンそのものを削りに行くことができる猩々童子はちょっと有利です。
・ゾルガ
リアガードをバインドしても結局ドロップに送るので蘇生に対する拘束力は皆無ですがバインドゾーンのオーダー枚数を減らせるのでパワー上昇を抑えることができます。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
オウギジシの追加で山札の圧縮性能は過去のどのデッキにも引けを取らないぐらい圧縮ができるようになりました。G3ターンまでに圧縮できる量が桁違いのためトリガーの期待値もかなり高いです。
DX名古屋で活躍するデッキ候補の一つですのでこれからも研究をしたいと思います。

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