赤ちゃんの成長が早い理由

人の脳は、変化に気づきにくい仕組みになっている。

チョコレートのお菓子のトッポって、15年前と全く味が違っているの、
知ってました？

あれは急に味を変えると反感を買うため、企業がほんの少しずつ味を
変え、様子見て、消費者が気付かなかったらまた少し味を変え、
それを何年も繰り返して全く違う味へ変化させた。

茹でガエルの話も同じ。カエルが、熱湯が入った器に足を入れると
「あつ！」と言わんばかりに飛び跳ねる。
だが、水が入った器に入れて置き、30分に1℃、上げる。また30分
たったら、1℃上げる。
これを繰り返し、熱湯になり、カエルは気付かぬうちに死んでしまう。

この例のように、ほんの少しの変化はみんな、気付かない。

だが、

変化を認識することで、変化は加速する。

間違い探しゲームで、「2つの画像を見て、間違いを3つ見つけて」という
お題だったとする。

初めは同じ画像に見えても、集中して間違いを3つ見つけた後は
もう全く別の画像に見えるはず。

このように、自分に自信がない人や「自分なんて1年前から全く変わって
ない。成長なんてしてない。」と落ち込む人は、意識して変化点を探し、
自分を褒めてあげてほしい。

「間違いがあります、どこでしょう？」と言われて探したゲームのように、
変化点あるものとして探す、というのがポイント。

赤ちゃんがなぜ成長が早いのかというと、
「ハイハイ出来て偉いね～。」や「笑顔かわいいね～。」と周りが
褒めてくれて、それにより「あ、自分て偉いんだ、出来てるんだ。」と
自覚するから。

この例のように、あなたもあなたの変化や出来ている部分を見つけ、
自分で自分を褒めてあげると、その変化が加速する。

「昨日より仕事を3分早く終えられた。」、「苦手なあの人の目を見て
挨拶できた。」など、どんな些細なことでもいい。

それにより、自己肯定感の向上や目指す自分の実現が一気に近道になる。