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罪の声【読書】

完読しました。
『罪の声』

思ってたのと違い、読了したときの感覚が良かったです。もっと暗い気持ちになるかなぁと思ってたのですが、すごくスッキリでした。

『罪の声』おすすめポイント

①フィクションだけどノンフィクションみたい
創作なのですが、グリコ森永事件当時の社会背景や世相が忠実に描かれています。まるでドキュメンタリーみたいな読み応えでした。

②視点
加害者家族と記者の2つの視点からストーリーが進行していったのも良かったです。警察の一人称がないのもGOODでした。

③伏線回収
謎をすこしずつ解いていく感じで話が進んでいきます。気になったことは、ほぼ解消してくれてハテナ?が残らず、読みやすかったです。

昭和の未解決事件ですが未来思考でとっても考えさせられる作品でした。
やはり、子どもが犯罪に巻き込まれると長年に渡り悲劇が継続されてしまいます。

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