アイツとの共存
初夏の風が気持ちの良い連休ですね。世間ではウイルスとの共存について言及されていますが、わたしはアイツとの共存について考えてみます。
アイツとは、暖かくなってくると家の中に侵入してくる黒っぽいアイツです。一昨日の夜、トイレで2020年初物に遭遇してしまいました。死闘を繰り広げましたが取り逃してしまったので、翌日毒餌を買いに行ってきました。パッケージには「プロも使用する薬剤」と書かれていて、効果が1年も保つんだとか。あと、玄関用とかベランダ用とかいろいろな商品が売られていました。そりゃ、部屋の隅に置いておけばアイツがいなくなるなんて、置くだけで安心なわけですけれど、屋外にいるヤツまで皆殺しにしなくても…と思いつつ、プロ薬剤の商品を購入し、部屋の隅に置いてひと安心です。
とは言え、薬剤耐性のついたヤツらが増えてくると、さらに強い成分の殺虫剤が使用されるようになって、それにも耐性があるヤツらが出てイタチごっこのようになります。最終的には多剤耐性菌のように効く薬のないヤツらが出現したら恐ろしいではないですか。いくら殺虫剤を吹きかけても弱らないアイツ…イメージするだけで鳥肌モノです。
それであれば今同居しているアイツをなんとかしたら後はなるべく薬は使わない方向で、自宅に侵入されなければ薬を使わなくても済むと考えて、網戸の隙間を埋めるゴムテープを買ってみましたよ。けれど隙間のサイズが合わなかった… なので、窓を開ける時はハッカ油水を網戸にシュッシュとスプレーして、匂いの虫除け効果に頼っている。
アイツとの共存とは、社会的距離をしっかり確保して、侵入さえなければ薬は使わないよ、ということで。
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