新宿→大阪駅名しりとりの旅Part4解説
昨日、動画でたまに言及される友人が東京に遊びに来まして、スカイツリーに行きました。快晴だったものですから、雲が影を落とす様がはっきりと見え、年甲斐もなくテンションがあがってしまいました。
どうも、夏です。
さて、押上どころか浜松にも行けなかった我々が挑む駅名しりとりの旅もPart4。いよいよ折り返しでございます。こちらはその解説記事になります。もちろんネタバレ有なので、まずは本編をご覧くださいよ。
・浜川崎での諸々
まずは地図をご覧ください。
……派手に駅名選別ミスってます。東浪見で南橋本書いたのに南御殿場で橋本書いちゃったレベルじゃ無いです。北方面かつ飯田線上の長野県を地獄扱いするのは制限時間的に、まだ説明の余地があるとしても、「木ノ下」と「木下」という悪ふざけをしたいがためだけに、「木ノ下」を入れ、菊川と合わせて地図的には天国3つみたいになっています。まあ、夜景さんは目もくれなかったので、ノーカンということで……。
簡単な来宮入れるなよ!という声もあると思いますが、これは川崎を知らなかった夜景さんが悪い。来宮も読めないと思ってました。ただ、予想外のベクトルで知っていて、動画的に盛り上がったのでヨシ!
で、菊川ですよ。これについては本当に動画のままです。今回は来宮で決まりかと思ったら、「菊」川→菊一文字→十六葉菊→織田信長→尾張→愛知と薄っすい連想ゲームを根拠に、菊川で悩むもんだから、GMとしては面白かったですね。
・夜景さん、撮れ高の塊
夜景さん、2日目めちゃくちゃ持っています。ただでさえ天国・菊川を選んだだけでも凄いのに、その続きが動画的にもクライマックスになるであろう、天国地獄の2択になるなんて。だからこそ、浜川崎菊川間の立ち居振る舞いで、夜景さんにどう揺さぶりをかけるか、GMとしてもディレクターとしても、技量が問われるところでしたね。目標は『ずみがき!』シリーズ、姫路岡山間の刀磨きさんや、飯田線上の鉄道員さん。果たして上手くいくのか!?
・想像以上に気合いの入っていた夜景さん
九州駅印帳でもそうでしたが、企画にピンと来た時の夜景さんは、自分に(そして私に)厳しくして、結果を出そうとします。その雰囲気は浜川崎での選択から感じていて、今回の夜景さんはノッてるなぁとは思っていたのですが、自分への追い込み具合が素晴らしかったですね。
熱海マックで、フィフティ・フィフティ使用について話題に出したと思えば、「番組的にここやろ」と、これまでの夜景さんからは考えられない、企画を考えた発言が飛び出し、さらには選択の責任は自分が負うと、企画への並々ならぬやる気を感じさせます。内心、この後の2択の意味が勝手に重いものになって爆笑ものでしたが(笑)。
さらに私も、「駅名しりとりの旅は未完結が多いから、絶対クリアして完結させたい」なんて語ったせいか、夜景さんは、フィフティ・フィフティなどのライフラインも使わずに、あくまで原作と同様のルールでクリアしたいと話します。菊川で控えているのは2択のため、フィフティ・フィフティを使うことはありませんが、「使わない」と決めたその心で2択に直面するのと、ただ2択を提示されるのとでは、重みが違ってきます。夜景さんは知らず知らずのうちに、自分の発言によって必ず勝たなければならない勝負に挑むことになりました。
・静岡ストップ
富士を抜けた後、いよいよ2択の真実を夜景さんに伝え、その反応を楽しもうとしていたのですが、事故により乗っていた電車が静岡駅止まりになってしまいます。
……もうね。笑うしか無いですよ。事故自体は笑い事では無いですが、2択に挑むぞ!って話をしていたら、そもそも挑めないかもしれない!なんて状況になるわけです。2日目は常にそうでしたが、ディレクターの想定なんて、撮れ高の神の前では無力に等しいと、身をもって実感した瞬間でした。夜景さんを追い詰める手立ては色々と考えていたんですよ。夜景さんの通学圏内だねとか、我々何回も琵琶湖一周したよねとか、過去の経験を振り返って、じっくり追い詰めるつもりだったんですよ。なのに、あのアナウンス一発で全てが吹き飛んだものですから、私は「ちょいちょいちょい…」としか言えなかったわけです。今なら『だるま屋ウィリー事件』のミスターの気持ちがわかります。「いいなぁオイシイなぁ」って思いましたもん。ちひちび説明しながら夜景さんを追い詰めるより、電車止まる瞬間見せた方が面白いもの〜。富士山撮影以降、テロップがもりもりだったのは、その補完でもあります。ああいうこと言いたかったんですよ〜。
というわけで、次回Part5は静岡駅からお送りします。夜景さんは菊川で2択の選択に挑むことができるのか!?そして「一流」とは!?
本企画、もっと言えば3年分の旅企画全てをフリにした、正真正銘のクライマックスです!投稿日は月変わって9月2日。ご期待ください。
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