見出し画像

原点回帰の必要性~ジャニーズ伝説~

12月は現場が目白押し。いろんな現場に行くことができた中で、

帝国劇場で見たA.B.C-Z主演「ジャニーズ伝説」は
ジャニーズ伝説見ずして、ジャニーズを語ることなかれ
というのは本当にそう思うほど、
繁栄だけではない、挫折の上に今のジャニーズ事務所が存在していると感じることができる舞台だった。

休憩なしの1幕だったけど、構成は本編+ショータイムという感じ。
本編は、元祖「ジャニーズ」が結成されて解散するまでのストーリー。

OPの多幸感100%!劇場制覇!A.B.C-Zにテンション上がり…
少年忍者のオタクとしては、いろんな衣装を着て(それも全部かわいいの…)歌い踊り演技するの本当に最高が過ぎた…
特に、紅白の衣装かわいかったなぁ~…

皆前より演技がうまくなってて、わぁ~がんばってるねぇ~~~いいよぉ~~ってなったのだった…

あとは、7MEN侍との対バンシーン。佐々木大光によるBig Band Beatだった。
あの時ばかりは、大光がミッキーに見えた。めっちゃよかった。生音…!

そして何より、A.B.C-Zの現場力。
セリフミスったことも、すべてアドリブで回収して笑いを誘うあたり、
演劇の現場で出続けているエビのリカバリー力と、エビの柔らかい空気が生み出すものだなと思った。

何回見ても、「生」を感じることができていいんだろうなぁ~。

ジャニーズ結成に関しては、なんとなく理解をしていたが、
まさか、充実したアメリカ修行の中で作成された曲たちが自分たちのものだと受け入れてもらえなくて
そのギャップに解散してしまうという内容だったとは…

常に成功のストーリーだと思っていたからこそ、意外なストーリー展開でびっくりした。
認められない悔しい歴史があり、今があるのかと思うと奥深いジャニーズ事務所。
本編で、「Never My Love」が流れたときにもう涙が止まらなくなった。
映画・少年たちのショータイムで何気なく聞いていた「Never My Love」はここにつながるんか!!!
ジャニーさん!!!泣
ってなりながら、号泣。こうなると、少年たちもさらに感慨深くなる。

なんか、ものすごく時代背景とか考えて、
今は本当に多様性の社会になったなぁと思う事ができたので、
ぜひジャニーズ伝説を学校の課外活動とかで見せてあげてほしい。
それほど、生々しい歴史を感じることができるから。

あんなに歌って踊ってしてるのに、ストーリーが全然トンチキにならなくて(ジェットコースターだわ!みたいな感じ?)
凄くすっと最後まで理解ができるいいお話だったし、アメリカの楽しかった瞬間があるから、
日本に帰ってからの暗く険しい現実の対比がよりリアルになって、余計感動を生んだ感じがあったな…

凄いなぁと思ったことがもう一つあって、ストーリーもさることながら、
エビが解釈をしたジャニーさんというところがめちゃくちゃ良かったな。
ジャニーさんは、もういないけどみんなの中に確かに存在して具現化されて。
そのいないジャニーさんが想像できてしまうのがなんだかおもしろくて。

ジャニーさんが演出するのだったら、きっと「僕はこんなんじゃないよ!」とか言いそうだけど、
タレントの共通認識されているジャニーさんを感じることができたのが、めちゃくちゃinterestingだった。。

そして、ショータイム!
「D.D.」始まりなの本当にうれしいし、
佐藤アツヒロさんによる「太陽がいっぱい」は上がらざるを得んかった。
2021年夏はずっと光GENJIの太陽がいっぱいを見てたので、わぁ~~~!すげぇぇ!!!かっけぇ!!!
ってぶち上がりだったし、星輝のローラーで後ろ向きに手を差し伸べる姿めちゃくちゃ良かったよ!
また一つ良さを見つけてしまったよ!!!
そして、「ダイヤモンドスマイル」では、後ろの端っこで全力笑顔で投げキッスしてる星輝を見て、
いつも手を抜かない川﨑星輝を感じることができたのがめちゃくちゃうれしかったのだった。

あとはね、「終電を超えて~Christmas Night」
見に行った日が12月16日だったので
クリスマスを感じることができた良演出。めっちゃよかった!
これが、夜公演だったら帰りのイルミも相まってほっこりするんだろうなぁと思ったさ…
そして、あのエビにしかできない舞台装置。すごい!!生で見れてよかった!!

予想以上に感動して涙を流したのは自分でも意外だったが、
エンタメの1丁目1番地で戦い続けているジャニーズ事務所の原点を見たことに加え、
改めてこの記事を書いた後にジャニフェスを見たら、感慨深くなる。
それくらい、今のジャニーズを好きになれる作品だった

とりあえずジャニーズ事務所は、これからも良質なエンタメをやり続けていろんな人をハッピーにしてほしいな!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?