メイク男子による哲学的論考

私の初就職は国家公務員。3年後に、「幸福」を求めて退職。転々と世の中を渡り歩いています…

メイク男子による哲学的論考

私の初就職は国家公務員。3年後に、「幸福」を求めて退職。転々と世の中を渡り歩いています。その後、自分が双極性障害であることを知りました。人は必ず「苦しみ」を抱えます。そして、今の私や皆さんを助けてくれる知識はまさに、    【哲学 philosophy】なのです。

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あなたの階級と絶望

つい先日、 ジブリ作品の「君たちはどう生きるか」が アカデミー賞を受賞しましたね。 実に素晴らしいことです。 (私はまだ見てないので、早く見たい) そこで、 知人にネタバレなしの感想を聞いたところ 人によって評価がバラバラなのです。 「何が言いたいのかよく分からなかった」 「つまらなかった」 はたまた、いい意見もチラホラ。 おそらく鑑賞する人によって、 評価が分かれる作品なのでしょう。 芸術は鑑賞した人によって、 全く違った評価があるものです。 例えば、 有名なミケ

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      • 学ばざる日本

        政治についての話になると、 「自民党のせいで日本はダメになった」 「若者が野党に投票しなくちゃだよね」 などと述べる人が チラホラ散見されるようです。 まず、 日本がダメになったというのは間違いでしょう。 日本は、全盛期よりも景気熱がない。 というだけです。(詳細は省きます) 次に、若者が野党に投票するとて どの党に政権運営能力があるのでしょうか? 仮に野党が連立しても、 利害関係の一致のみの関係は あまりに脆弱です。 日独伊三国同盟(第二次大戦)がそうでした。 強い

        • 自由から逃げる人たち

          先日、Netflixで配信されている 「忍びの家」を視聴しました。 忍び集団同士の戦いが描かれていますが、 制作費がかかっているお陰か 戦闘シーンは中々カッコ良いです。 さて、 作中では架空の新興宗教(カルト) が登場します。 しかし実態は、敵の本部なのです。 (ありがちですね) その新興宗教では、 教祖が神として祀られています。 信者役らは病的な演技をしている訳ですが、 それが不気味でした。 (ありがちな演出ですね) 我々日本人は、 宗教というものにアレルギー的なも

          ハイブランドについて

          先日、銀座にランチをしにいきまして、 ついでに街をプラプラしてみました。 最近の東京は海外の観光客が非常に多いです。 日本のサービス業界を中心に たくさんのお金を落としてくれるのはありがたいですね。 (日本が安い国になってしまったという悲しさもありつつ) まぁ、銀座も例に漏れず たくさんの海外の方々で溢れていました。 そこで一際目立つ男性が目に入りました、 明らかに日本人でした。 (私は元々の職業柄、他人の国籍を考察するのが趣味です笑) ・セリーヌの字が大きく入ったト

          「個人の自由」ってなんだろう

          「将来、安定するから公務員になりなさい!」 そう親に言われた僕は 国家公務員として法務省に就職しました。 学生時代はファッションに関係した 就職をしたいと考えておりましたが、 母親には随分と世話になったと感じていたため その助言(?)を受け 公務員試験の勉強をしていました。 しかし、心の片隅に 「僕の夢を応援してくれないのか...」 と悲しみを抱いていた事をよく覚えています。 似た経験が誰しもにあるのではないでしょうか? 上司や恋人・家族や友人に対して 「私に自由はな

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