Fashion

僕はファッションが大好きだ。
そしてそれを生業にしていて、贅沢は出来ないながらも、まぁそれなりに楽しく幸せに暮らしていけている。
とはいえ、業界は右肩下がりで、どこも苦しんでいる状況である。
では何故こんなに苦しんでるのか?
1つは参入障壁が低いがあまり、似たり寄ったりなクリエイションが溢れている事が挙げられる。
この業界に長くいて1番ダメだなって感じるのが、他業種に比べて横のつながりが強すぎるところにあると思う。
要は友達の友達だから、アウトプットに対して、基本賞賛する。それはそれで悪いとは思わないのだが、最大の問題点は、批判する人が居ないという点だ。
分かりやすく映画の例を挙げると、良い映画は賞賛され、つまらない映画は、それが個人の主観であってもつまらないと言える環境である。

では、ファッションはどうだろう?

似たり寄ったりのクリエイション、コピーのコピーのコピーなのにも関わらず、批判する人はほぼいない。

これは僕の私見だが、アウトプットは批判されてこそ伸びると思っている。
その中には的はずれなものも多いとは思うが、痛い所を突かれたものもあるはずだ。
それをバネにして、日々精進して新しいモノをクリエイトする事こそクリエイターでしょう。

そこを有耶無耶にしてここまで来てしまったからこそ、ファストファッションに駆逐された現実があるのではないか。
もちろんデフレだからというのも大きいが、服がつまらなくなったのは、ここが1番大きいと思う。

もし自分が影響力のある人間になることがあれば、叩かれる事を恐れず、良いものは良い!でもちょっと違うんじゃない?って思う事はちゃんと言っていこうと思う。

その中でそれぞれ多様性を受け入れていけば、きっとこの業界はもっと楽しくなると思う。

っていう酔っ払いの戯言です。笑

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