宅配新聞の現況とサバイバル案

いまや新聞を紙でみる世代と
Webでみる世代との市場が明らかに転換
新聞の存在を根底から問う環境のなか
宅配新聞の存在を考え
将来の姿を想像してみました


そもそも10代、20代は
紙の新聞をみる可能性があるのか?
接触機会がなければ、当然読まれない

ではどこで接触するのか?
キオスク、ホテルロビー、バーバー
コンビニ、オフィス、自宅
いずれも若者たちの生活空間では
新聞と接触しない

スマホ片手に駅を歩く眼中に
キオスクは存在しない
コンビニでも新聞、雑誌は購入しない
ホテルロビーに滞在しない
バーバー、美容院には新聞はない

つまり、日常空間で接触可能性が
限りなくゼロなのが紙の新聞という存在

では、紙の新聞はいつまで求められるか?
恐らくいまコロナ接触優先の65歳以上の方々
この市場が存在する限りではないか?

それも段階的に変化しながら
夕刊廃止、そして日刊から週刊へと
姿を変えながら、最後はタブレット配付へと
シフトするに違いない

では、サバイバルプランはないのか?
そんなことはない

高齢者向けにグーグルやYahooと連携して
1年間購読読者にスマートスピーカー無料
レンタルを実施

操作できなくても
音声で質問指示を出し
わからないことがあれば24時間
コールセンターに繋がるサービスを展開


運用コストはサプリメントモニターや
救急サービス、老人ホーム、葬儀社
寺社などと連携して
広告収入にて一部補填

広告はダイレクトに訴求せず
個人の年齢と性別、住所、氏名を提供だけ


これにより健康の悩みや生活の悩みを
アドバイスするなかで高齢者のニーズや
個々のニーズに沿ったサービスを提案を
連携できるサービスとして
新聞社並びに販売店が各種エージェント
及び保守サービスの機能を提供するのは
いかがでしょうか?

もう販売店は新聞契約を勧誘する窓口ではなく
高齢者へのサービスやマーケティング最前線の
カウンターとして機能する
コミュニケーションセンターへと進化するのです

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