『不動産業者の出来事24』

『分割協議未了の相続人6人(代襲相続人3人)が共有する、秋田県大館市界隈の田、畑、山林&空き家、空き地の相続分割と不動産処分』

その3。

『給付金の活用方法』

今日は今後の作業の打ち合わせ。

不動産財産を一覧にして(1)換金出来そうなもの、と(2)換金できないもの、と分類。

(2)は、処分できるか、できないか。に再分類し、プロジェクト完了までの作業量とコストを伝えます。

そのコスト(私の報酬の)捻出方法を伝えてゆきます。

特に初動費用は、不動産が換金できない場合は、マイナスになるので、依頼者も慎重です。

換金できるものが有れば換金したお金で、私の報酬が賄えます。

地方の空き家空き地処分の場合は、金銭負担なく処分できれば、御の字の場合が多いです。

しかし、稀に『貴方だけが儲かるだけでしょ』という人がいます。

そのような時は、「貴方は負動産が無くなる。というメリットを得るでしょ。」と伝えますが、何か不満気な顔をする人がいます。

内緒ですが、その様な人には「死ぬまでケチって、死んだ後は負動産を子孫に残し子孫から恨まれろ」と思いながら、笑顔で断ります。笑笑

今回も、とにかく一度は秋田に行き、現地調査や地元不動産業者と協議して不動産の換金、処分の分類と、判断をしなければなりません。

私が数日かけて調査して書類作ったら、数十万かかります。そのことは理解してもらえたのですが、やはり安い費用ではありません。

この初動費用について依頼者から出た提案が『給付金の範囲内でできますか?』

こんなところで給付金とは!

提案方法の斬新さと、勉強会の事例として個人情報以外を公表できる事を条件に、初動費用を決めました。

確かに相続人全員に「持続化給付金の活用で」
と提案できれば、コンサルが動けるだけのまとまった額になる場合もあり良いセールストークだ。

持続化給付金が、空き家空き地の処分費用の一部に活用されれば、世の為になる。

そんな事を思いながら、秋田調査に向けて準備を進めます。

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