『不動産業者の出来事16』

『今日の相談』

秋田県大館市の、空き家、空き地、山林、畑の処分。これらは毎年13万円程の固定資産税を払い続けていた負動産。

しかし、日本の不動産業者はポジティブだ。

大館市の不動産業者が空き家を見つけ、周辺住民に聞き取りをしながら親族筋を伝に東京に住む私の依頼者に手紙を送ってきた。

探偵の様だ。笑笑

元々、相続人は14人、半数が亡くなり代襲相続も発生し困っていた負動産。

相続人同士も東京、秋田、北海道と広範囲に散らばり、過去の経緯から親族間でギクシャク。

相続分割と不動産の処分を同時にこなすのは一般消費者では、手に負えない。

久しぶりにやる気スイッチが入る。

依頼者は「貴方の報酬はどれくらい?」と心配そう。

不動産の法定仲介手数料ですから数十万と概算見積もりを聞き、ホッとした様子。

そのまま、依頼者の目の前で、大館市の不動産業者に電話して、状況確認。

相手も慣れた様で瞬く間に、課題をまとめて話しを前向きに進めることで合意。

東京の依頼者から地方の負動産の処分を依頼されても調査や買主検索は、費用負担の課題で躓いてしまう。

今回は、ラッキーだ。
対象地の不動産業者がやる気マンマンだからだ。

行政も頑張っているが、不動産業者だって頑張っている。

燃えてきた❗️


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