『不動産業者の出来事15』
『いきなりステーキ的土地売却からの・・』
最低敷地面積100㎡の規制がある区域で「290㎡の土地売ってるよ!」と売り出した土地。
100㎡を3宅地に分筆できないので、分譲用地には厳しい。
昨年、消費者から「160㎡程欲しいんだけど、一部売って!」と懇願されましたので、いきなりステーキで、好きな重さにお肉を切り売りする様に、土地を分筆して売却して差し上げました。
そして、残りの130㎡を売り出していました。
少し時間が掛かってしまいましたが、本日、注文住宅を作りたい消費者から「買いたいので仲介さん取りまとめてね。」という意思表示の「取りまとめ依頼書」が入りました。
三井住友トラスト不動産さんありがとう😊
元魚屋としては、一本のマグロをいかに早く利益を出しながら売り切るか?という課題に日々挑んでいた頃を思い出します。
お客様からの
「マグロを1/2ください」に対応し
「マグロを1/4ください」にも対応し
「マグロを1/8ください」にも対応して
最後は「マグロを1/8買ってよ!」と売り込む。
最後までは、お客様の自由な選択に合わせてあげるので、価格交渉は優位になり、割高でも売れます。
買い手にとっても、売主の規格で買うモノよりも、自分の好きな量を選べるモノはなんとなく嬉しい。
割高であっても選択権という価値は評価される。オーダーメイドと同じかな?
今回は、初めの人だけオーダー切り売り販売でしたが、最後がきっちり売れるのがわかったので、写真の570㎡土地のオーダー切り売り販売にチャレンジします。
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