2017年12月11日

倉賀野の川辺シーンからスタート。夜明け狙いなので、まだ暗いうちから準備をはじめる。発煙筒も絡んでいるので、一発目から1カット長回しでいく。いい。いい。すごいみんなが自由に楽しくやっている。美紀、寛子、優斗、直樹、康太にしか見えない。日の出に急かされた部分があるが、グラフィックも無事終了。
 移動して、井口モータースで優斗の家のシーン。優斗の父親役・戸田昌宏さんクランクイン。実際の整備をしてもらいながらの演技。無口だけど、するどい一言を言われてしまう感じ、キャラクターとしてはかなり自分の父親を意識している。ここもロケ地がすばらしく、無事に撮影終了! 戸田昌宏さん、本日でクランクアップ。
 上並榎の土手で美紀と寛子の気持ちがぶつかるシーン。この映画唯一の夕景。現場につくと、風が強い! 高崎名物「からっ風」にはじめて吹かれる。木も揺れるし、カメラ自体もゆれる!! いざ、モニターで見てみると、風に耐えながらの芝居がすごくプラスな気がした。二人とも殺気、熱気がすごく、とても集中していたので、ほぼ1テイクでOK。
夜、カワノオート2Fで撮影。美紀の父親、正晴役・渋川清彦さんがクランクイン。本編では、お父さんは二回しか出てこない。でも、話の根幹にはいつもお父さんの存在があるので、強く印象を残さなければいけない。渋川さんもそのことを意識されていたので、そんなことを確認しながら、本番に入る。最高。クセが強いが、シーンとして面白い。これこそ、渋川さんだ!! トランクの飛び込み方も決まり、無事に終了。
 続いて1Fにもどり、君島と美紀、寛子、直樹、康太が初めて会うシーン。なかなか芝居が決まらなくて苦労したが、なんとか終了。奥野さんもクランクアップ、お疲れさまでした!


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