宇宙、あるいは、夜の海
三日ぶりにシャワーを浴びた。脂でネトネトの皮膚と髪の毛を洗い流し、ついでに鼻の角栓ケアもした。体はさっぱりしたが、相変わらず苦しい時間だった。
私はお風呂が大の苦手で、翌日の予定がなければ入らない日も多々ある。お風呂が苦手なんだよね、と話すと、ほとんどの人が「わかる!」のあとに「気持ちいいけどめんどくさい」「もっと早く入っておけばよかったと思う」と続ける。そのたびに、彼らと自分の間に境界線を感じてしまう。私が入浴後に感じることといえば「やっと作業が終わった!」であり「また