追想

最後にSEVENTEENのコンサートを見たのは
2019年11月のOde to you 幕張だったと思う
2020年、念願の東京ドーム公演に行くはずだった
コロナにより直接コンサートを見ることができなくなってしまった。

そうこうしている間にSEVENTEENから離れてしまい、Going Seventeenだけ見る、一端のCUBICになっていた。

2023年
高校時代の友人が「一緒にSEVENTEENのコンサートに行かないか」と声をかけてくれ、4年ぶりにSEVENTEENを見に行くこととなった。

SEVENTEENのコンサートの楽しさは充分に知っていたし、きっと今回も絶対楽しいだろうという確信はあった。あったけれど、離れている間に増えた新曲たち、知らないアルバム収録曲、それらのステージを見て自分はどう思うのかな〜と少し不安もあった。メンバーたちのコメントや、コンサートだからできるCARATとのいわゆる身内ノリに時の流れを感じて疎外感を感じるのではないか、3年という時は決して短くないし疎外感を感じることは当たり前ではあるけれど、だからこそ少し怖い気持ちもあったのかもしれない。

だけれど、そんな不安ははじめの自己紹介挨拶で綺麗さっぱり消えてしまった。

久しぶりに見た「小さな恐竜」
相変わらず尺の長い「10時10分」の王子
ジョンハンさんの充電ノリは初めて拝見したので知らなかったけれど、私の不安をかき消すには充分すぎる時間だった。

その後のセトリの中でも思った以上にいろいろな年代の曲が組み込まれていて、過去のコンサートの記憶や、自分が辛い時頼りにしていた曲を聴きながら当時を思い出し、胸がいっぱいで妙な気分になった。
SEVENTEENの歌は、そっと私たちの生活や感情に寄り添ってくれる。だからこそ力になるし慰められるし癒されると思っている。
そして、かつての私がSEVENTEENのコンサートで勇気や感動や原動力を分けてもらい、再び曲を聞きながら次のコンサートまで日々を生きていたことを思い出した。

心を落ち着かせるため、就活の面接前はSEVENTEENの曲を何か1曲だけ聞いたこと
何もかもうまくいかなくて泣きながら帰った帰り道の포옹
明るく力強い曲なのに、言葉一つひとつが頼もしくてなぜか涙が溢れてくるCALL3
冬の通学バスであたたかい気持ちに包まれながら聞いたBEAUTIFUL
底抜けに楽しくてどのステージもかっこよかったHIT

他にも、思い出が詰まった曲はたくさんある
いかに生活のそばにSEVENTEENとSEVENTEENのコンサートがあったかを改めて実感したし、あの日々は辛いこともあったけれど楽しかったなあと懐かしむことができた。
大学生の頃はよく自分に絶望していたけど、今の私から見たらそこまで落ちこぼれてもいないしそれなりによく頑張っているよって声をかけてあげたくなったな〜

そして何より感じたことは、
SEVENTEENはいい意味で変わらずそこにいてくれるんだな、ということ

もちろんより大きな存在になっているし、技術も度胸も器も何倍にも大きく成長している。
だけど、根本を、過去を忘れない彼らだからこそ、
いつまでも何年経っても同じネタで笑い合えるからこそ、
久しぶりに訪れた現場でも疎外感を感じないしあたたかい気持ちになった。
「最後で最高のアイドルになります」
2019年のHARU以降ホシ君から聞くようになった言葉だけれど、2023年の今日もまた聞くなんて思いもしなかったな。初志貫徹、有言実行、諦めなければ叶う、それらを体現しながら生きているSEVENTEENって本当に、とってもかっこいい。

トロッコで外周を回る際には、メンバーみんながアリーナやスタンド、3・4階、すべての客席に思いきり手を振り続け、大きなハートを飛ばす姿を見て、こんなにもずっとアイドルでいてくれるものかと感動した。

アイドルってやっぱりかっこいいよ

2023.12.2


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