エゴ

 すべては己のエゴである。人に愚痴をぶつけるのも、良い先輩を装って後輩に偉そうなことを言うのも、自分は好感を抱いているからといって相手も自分に好感を抱いていると勝手に期待するのも、すべては己のエゴである。


 エゴを押しつける人を1日でたくさん見た。己を客観視できる人なんでほとんど存在しないと思った。


 あることがきっかけで私が一方的に嫌悪感を抱き距離を取り、関わらざるを得ない関係性でありながらもどうにか逃げていた人がいる。相手も私が避けていることを感じ取っていた。関わらざるを得ない関係性に一旦終止符が打たれる時、私はその人からボロクソに言われると思っていた。ボロクソに言われても仕方がない避け方をしてきたから。
 だけどその人は最後まで私を責めなかった。怒らなかった。本当にわからない人だった。どうして一番真面目なあの子には厳しい態度を取るのか。それであの子がどれだけ悩んで傷つくか。それだけはやめてほしかった。

 自分が好感を持っているからって、相手もそうとは限らない。謙虚すぎる人物もいれば、太々しすぎる人物もいる。人には合う合わないがあることをもっと理解してほしい。誰からも好かれるなんて、そんな仏みたいな人この世にはそうそう存在しないのだから。


きっとこのノートは脈略もなければ意味もわからないだろう。それでいい。反面教師を忘れないためのキーワードがつまったこのノートは私による私のための忘備録だ。

落ち込むのはいいけど他人を疲れさせる前にさくっと浮上することも時には大事だと思う。

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