月命日
もう1ヶ月。
まだ1ヶ月かぁ…辛いなぁ…
会いたいけど会えなくて、手が届かない距離にいってしまって、あの日から日常が180℃変わった。変わったというか、私の中では止まったままかもしれない。LINEを開くたびにあの日から既読のつかない、日付が止まったままのトークが目につく。
上司から「今日で一ヶ月か?」って聞かれて、覚えてくれてはったことに驚いたのと、なんか嬉しかった。少し時間があったから事の経緯を話して、聞いてくれて、励ましてくれはった。
パートのおばちゃんともゆっくり話す時間があったから、聞いてくれはった。親身に聞いてくれはって、「毎日電話するほどラブラブやったんやね」って。。
毎晩ご飯を食べながら電話してたから、1人で無言で食べる晩ご飯にいまだに違和感を感じてる。
約7年間一緒にいてもスーパーでも手繋いで買い物するくらい仲良しやった。ちょっと離れただけでも寂しいって言うから、いつでもどこでも一緒やったなぁ…
彼氏の話を聞いてくれる、
彼氏の話ができる、
忘れられてない。
それだけで、嬉しかった。って言葉が正しいかは分からないけど、ほっとした気がする。
正直、相手は反応に困るやろうしなんて言葉かけたらいいやろうって悩むかもしれんけど、うんうんって話聞いてもらえるだけでも私も救われる。
みんなから忘れられるってことは、きっと悲しいことなんやろね。だから、私は死ぬまで彼のことを忘れない。好きって気持ちも墓場まで持っていく。亡き人に恋するって、なんか変な感じやけどね。別れが別れなだけに、好きって気持ちは消化できひんやろうなぁ。。
彼のことを思い出して、彼の話をして、その時が嬉しい。彼が生きてた証みたいで。
話をしても大丈夫な時と、泣いてしまう時があるけれど…
私の彼氏は精一杯生きてました。
ちゃんと生きてたんです。
二十数年間やけど、そのうちの7年は私と過ごしたんです。
私を選んでくれてありがとう。
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