2023年1月インプットまとめ

映画『すずめの戸締まり』
https://suzume-tojimari-movie.jp/
主人公の鈴芽は知らずに要石の封印を説き、地震が発生するようになる。さらに猫の姿となった要石であるダイジンは、閉じ師である草太を次の要石にしてしまう。二人は問題を解決し、日常を取り戻す。
震災の描写があるとは知っていたが、感動ものだとは思わなかったので驚いた。自然災害を物語のネタにすると、自然に翻弄される人間で一括にされ、共感を強要されている気がしてならない。
その場所の人々を想像して鍵をかけなくてはいけないが、その際に人々の温かな生活だけを思い浮かべるのは無理があると思う。自分がかつて住んでいた場所はともかく、初めて訪れた学校では難しくないだろうか。
人間の良いところを挙げて人間は救われるべきと言う論法を使うなら、人間の悪いところを挙げて滅ぶべきと言う論法だって使えるはずなのだと思えるほどには、タイミングと相性の良くない作品だった。
主人公の声優は原菜乃華さんなのだが、時折芦田愛菜さんっぽい演技をすることがあって、子役上がりの特徴だったりするのかなと思った。

ドラマCD『コヨーテⅣ』
http://www.fwinc.co.jp/goods/75915/
今回はコヨーテが無茶をするターンだった。いちゃいちゃする特典を聞いたら、本編の感想は吹き飛んでしまった。良かったと思う。
あとノーラン役、宮崎遊さんの声が好きです。

映画『クリーピー 偽りの隣人』
https://youtu.be/9ptHoQmkcYI
主人公の元刑事・高倉とその妻が引越した家の隣人は、六年前の一家失踪事件の犯人だった。犯人は家族ごと監禁し精神的に支配することで、互いに殺人をさせ、警察にバレそうになると引越しを繰り返していた。高倉夫婦も監禁されるが、主人公が犯人を撃ち殺し物語は終わる。
犯人に監禁され、外では娘役を演じている澪が「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」と高倉に告げるシーンが緊迫感があってとても良かった。澪役の藤野涼子さんの芝居が上手い。ナチュラルだが存在感がある。

アニメ『水星の魔女』
https://g-witch.net/
水星で育ったスレッタはアスティカシア高等専門学園に入学する。その学校で行われる決闘(模擬戦)に勝利し、花嫁となったミオリネと友情を深めていく。学生達も戦争に巻き込まれ、1クールは終わる。
ガンダムシリーズの知識が足りないため、アーシアンとスペーシアンの対立や、ガンダム規制の話は雰囲気で理解している。
9話『あと一歩、キミに踏み出せたなら』が良かった。シャディクの「ミオリネ、君は間違えた」から始まる独白が、古川さんのすごい暗い声で最高でした。賢くて臆病な男が好き。

ゲーム『薄桜鬼 真改』原田√
「何かを得るために何かを捨てる」がテーマだと思う。この場合は、惚れた女か戦場で戦い続けるか。
斎藤√はどっちも手に入れるという感じなので、対照的だと思った。

ゲーム『薄桜鬼 真改』坂本√
歴史的には、幕府側についた新選組より坂本龍馬の方が、時代目を見る目があるので、坂本さんに新選組のこと悪く言われるのにムカついてた。鬼の頭領に時代目を見る目がないな、って言われるのはそんなに気にならないんだけど。鬼も滅びかけなので落ち目だからかもしれない。ピオフィもそうだし、物語の形として、落ち目の組織で足掻くのが好きなのかも。
冒頭、標準語で喋りかけてくる坂本さんは新鮮だった。

映画『LAMB』
https://klockworx-v.com/lamb/
羊飼いの夫婦が羊の出産に立ち会うと、頭が羊で体は人間の半人羊が産まれてくる。子供を亡くした二人は我が子のように愛し幸せな生活を送るが、アダを迎えに来た大人の半人羊が夫を殺してしまう。
雰囲気は不気味な感じで良いが、ストーリー全体で何をしたいのかが分からない。謎が残る作品は好きだが、ラスト10分で夫が殺され、そのまま放り出すような展開はどうかと思う。
セリフは少なく、大自然の美しい映像と羊の出産シーンが見れる。賢い牧羊犬が殺されるので後味は悪い。

アニメ『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』
刺激0のものしか受け付けないときに観れる。
前田敦子さんのナレーションは微妙だったけど、疲れすぎてイラッとはしなかった。

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