顧客と従業員の越境・融解・共創が真のCXとなる時代へ-6curry CX-DIVE2019レポート (前編)
6curryの彩です。
先日、CX-DIVEという顧客体験がテーマのカンファレンスに、6curryがケータリング&プレゼンをお届けしてきました。
ありがたいことに、そのプレゼンで話した内容について多くの反響を頂いたので、今回はそのプレゼンの内容を公開します。
6curryとは
6curryは、世界に誇る日本食の一つである「カレー」を軸に、新しいプロダクト・コミュニケーションを生み出すブランドです。
様々な具材やスパイスを混ぜて作るカレーのように、多くの人やアイディアを混ぜ合わせることをコンセプトとしています。
オリジナルメニュー開発に加えて、会員限定で開放しているセントラルキッチン内では週次でイベントを開催。500人超規模のイベントケータリングや企業内のコミュニケーション提案など、食を起点として生まれるコミュニケーションのデザイン・プロデュースを行っています。
6curryの沿革
6curryは2017年12月にゴーストレストランとして、営業を開始。
看板商品であるカップカレーの販売を始めました。
ありがたいことに、メディアにもたくさん取り上げて頂いていて、TVやWEBメディア、雑誌、ラジオなど多くのメディアに出演しました。
また、2019年1月にはカレー・オブ・ザ・イヤーの新規事業部門を受賞。
事業の拡大に伴い、2018年9月に6curryKITCHENをオープンしました。
コミュニティキッチン6curryKITCHENについて
6curryKITCHENとは、6curryのコミュニティキッチンのことで、調理拠点を会員にだけ開放して、カウンターでカレーを食べられるようにしている場所のこと。
会員の方は月額3000円で毎日カレーが1杯無料で食べられます。ただ、住所は非公開。会員と一緒じゃないと、6curryKITCHENには入れません。また、現会員に招待されないと会員にはなれません。
6curryKITCHEN、会員について詳しくはこちらをお読みください
6curryKITCHENの最大の特徴は、「混ぜるを楽しむ空間」だということ。
6curryと会員さんが、会員さんと会員さんが、"混ざる"ことによって、新しいカレー、新しいビジネス、新しい出会いが生まれることを楽しんでいます。
顧客が顧客を生む、6curryの"熱狂CX"
普通の飲食店は、完成した商品を「どうだ!」と食べてもらう消費体験をする場所。
でも、6curryKITCHENは違います。アイディアや食材、何かしらを提供してもらって、一緒に作る創造体験をする場所です。来てくれている会員さんたちと一緒に、"混ざって"、このプロジェクトを一緒に作っています。
とはいえ、本当にお客さんと一緒にプロジェクトを作っているのか?
というか、混ざって一緒にってどういうこと?
と、思う方もいるかもしれません。
お客さんと一緒に作っています!というブランド、今たくさんありますもんね。
CX-DIVEで、上記の6curryの概要のプレゼンを担当したプレゼンターはジェレミー。
そうなんです。
ジェレミーは運営メンバーではなく、6curryの会員さん。
CX-DIVEでは、冒頭のプレゼンを、会員さんがしてくれました!!!
会場全体がざわつきました…笑
ざわつきはTwitterでも。
実はこの日、ジェレミーは、予定があったにも関わらず、リスケして会場に駆けつけ、プレゼンを担当してくれました。
6curryについて、6curryKITCHENという場所について、目指していることについて、ジェレミーは普段から新しく6curryKITCHENに来てくれた人に説明をしてくれています。
6curryのInstagramストーリーで、ジェレミーの紹介動画を度々アップしているので、それを見た会員の方が、「やっと生で聴けた」とストーリーでアップしてくれたということも。最近はジェレミーの紹介が名物になってきています。笑
そこでCX DIVEの日も、「いつもと同じように6curryをプレゼンして!」とお願いしたところ、快く引き受けてくれました。
ブランドの説明を、ブランドの担当者が「とてもいいんです!」と説明するのは普通のこと。でも6curryでは、お客さんである会員さんたちが、自分の言葉で説明してくれます。
それが何よりの強みだと、私たちは考えています。
完全招待制の6curryKITCHENでは、会員さんがお客さんを連れて来る以外に、会員が増えることはありません。
顧客が顧客を生む、そのループを作り続けて来たことで、6curryは面白くなってきたんだと思います。
後編では、どうやってそのループを作って来たのか、について書きたいと思います。
===== 👇後編はこちら👇 =====
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